関口提灯店は私で4代目を数えます。 私がこの仕事を始めたのは先代提灯職人の父親が急病で倒れたのがきっかけでした。それまでは勤め人をしていたのがいきなり職人の道へ・・・ 最初はずいぶんとまどったけど、子供のころから父親の仕事を手伝ったりしていたことを体が覚えているもんなんですね。 かくして職人の道を歩んで25年たちました。型を組んで竹ひごを巻き、紙を貼って筆を入れる・・・ すべて手作業だから1日1〜2個しか作れない。それでもやっぱり私は手作りにこだわりたい、時代が変わってもホンモノの良さは変わらないと思うから・・・。 |
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