元祖天晴楽団
1.天晴楽団団歌

流れる白雲 青空に
夢を描いた 少年少女
段々畑で ひとりで野糞
空でとんびが ピーヒョロロ
明日もきっと 日本晴れ
あぁ天晴れ ガンバレ
天晴楽団

鶴は千年 亀万年
天晴魂 一億年
呑気で元気で 正月気分
ご飯もりもり お茶ごくん
明日もきっと 日本晴れ
あぁ天晴れ ガンバレ
天晴楽団

2.太っちょマン

学校出てから もう四年
はけないズボンが もう五本
給料まだまだ安いけど
腹はとっくに 社長並み
*太っちょマン ブヨンブヨンブヨン
 太っちょマン ブヨンブヨンブヨン

学生時代は 美少年
今じゃむざんな 二重あご
太っ腹ならいいけれど
これはみにくいビール腹


食べ過ぎ 呑み過ぎ 太っちょマン
運動不足だ 太っちょマン
もてるはずない 太っちょマン
金が無ければ ただのカバ


ワニもゾウもブタの尻尾もたらふく平らげて
腹も出る尻も出る 出る出る屁も出る
もっともっと もっともっと
八宝菜、チャンポンメン、マーボードーフ
ギョーザ、チャーハン、酢豚
大盛ラーメン、大盛レーメン、
大盛レバニラ、春巻、シューマイ、焼きそば
ワニもゾウもブタの尻尾もたらふく平らげて
腹も出る尻も出る 出る出る屁も出る

3.夜空の恋

きのう夢で見た あなたの微笑み
昔と変わらず やさしかったよ

あれは 二年前 あなたと二人で
育てたあの鳥 今はいない

*切ない想いは かなわぬ想いは
 その身を焦がして 夜空の星になる

時を隔てて 空を隔てて
輝け星くず 私の宝石

思い出はゆれ 心に流れる
ラジオ枕の 懐かしメロディー

きのう夢で見た あなたの微笑み
昔と変わらず やさしかったよ

やさしかったよ
やさしかったよ

4.楽しいワニの口

曇り空でもワニの口
パックリあければ いい気持ち
おなかの中も見えるだろう
風も抜けるよ スース―スー
ご飯や りんごや 宿題も
ペロリと呑み込む ワニの口
*楽しいワニの口
 みんなでワニの口

曇り空でもゾウの鼻
ビヨ―ンと伸ばせば いい感じ
軽く一振り ホームラン
高いフライもナイスキャッチ
リンゴやバナナも上手に食べて
お鼻とお鼻で ちょっと握手
*楽しいゾウの鼻
 みんなでゾウの鼻

5.ボーリング小僧

雨が降ろうが 風吹こが
晴れりゃ勿論 なおのこと
心ウキウキ 絶好の
楽しボーリング日和です

*おぉボーリング小僧 おぉボーリング小僧
 おぉボーリング小僧 みんなの人気者

シューズは粋なストライプ
スッテプ軽やかトランタタンタタン
小脇にかかえたそのボール
うれしはずかし 穴3つ



当り前だよストライク
ダブルにターキーやっぱりね
軽くスペアー取った後
ありゃますべって溝そうじ



誰が呼んだか名付けたか
僕がボーリング小僧です
10本立ってるあのピンを
全部倒せば日本晴れ



6.ビールの愉しみ

あなたは僕と ビールを飲んだ
僕とビールを あなたは飲んだ
あなたは冷たい ビールを飲んだ
飲んであなたは トイレにたった
トイレは飲んだ ビールを飲んだ
みんなビールが大好き!

7.Beer

頭の栓を抜けば 一斉に
体中に喜びは 泡立ち
青空に抜けてゆく
そんな気がする Beer Beer
そんな気がする Beer Beer

僕が買ったBeer Beer
そのお金で酒屋の
若くてきれいな奥さん
かわいいパンティを
いちごのパンティを
買ってほしい

8.キラキラ女学星

澄みわたる青空の下で
希望に胸をふくらませて
明るい笑顔で手を振れば
あぁ心の星よ
キラキラ女学星
清く気高く美しく

黒髪を指でかきあげて
ポプラの下で本を開けば
木の葉も色づき肩にとまる
あぁ希望の星よ
キラキラ女学星
清く気高く美しく

悪い言葉に耳をかさないで
卑しい心に手を触れないで
可憐な涙を静かに流して
あぁ永遠に輝け
キラキラ女学星
清く気高く美しく

あぁ心の星よ
キラキラ女学星
清く気高く美しく

9.矢掛かぞえ唄

ひとつ ひまならちょっとおいで
ふたつ 普通のとこじゃけど
みっつ みんなでつれのーて
よっつ よーけで来てちょうでぇ

*ほんまに矢掛はええとこじゃ
 ほんまにぼっけえええとこじゃ

いつつ いっつもかわりゃぁせん
むっつ 昔のままじゃけえ
ななつ なんもねぇけえど
やっつ やっぱりええとこじゃ



ここのつ 心へのこるじゃろう
とうに忘れたふるさとじゃ
いっぺん来てみりゃようわかる
ひとつしかねぇ宝物



10.水に流して

さよならも言わずに 扉を開けて
何もなかったように あなたは出て行く
だけど便器に 残るあなたの忘れ物
あぁぁにおいが においがわたしを悩ますの
だからお願い
水に流して
あとかたもなく 流してね

そんなに近く寄らないで だめだめ遠すぎる
かぎを確かめて 紙もあるでしょ
だけどあなたは いつも突然やってくる
だからいつでも 水をためて待ってるの
だからお願い
水に流して
あとかたもなく 流してね

11.得意顔だよカツカレー

うれしい会社の昼休み
今日は食べるぞ今日こそは
ただのカレーじゃないんだよ
得意顔だよカツカレー

「カツカレーってやつは 偉いやつだぜ
あのうまいカレーによぉ トンカツが
トンカツがのっかってんだぜ」

食堂のおばちゃん たっぷりね
笑顔であの娘も見つめてる
指で思わずVサイン
得意顔だよカツカレー

「好きだ 好きなんだ 大好きなんだよぉ
バッキッロー」

肩をたたかれ振り向けば
何かあったのと係長
いやぁ別にと答えても
得意顔だよカツカレー

「幸せだなー
僕は君といる時が
いちばんしあわせなんだ
・・・いいだろ」

みんな見てくれ カツカレー
この色 この味 このかおり
口にほおばる カツカレー
得意顔だよカツカレー

12.いい景色

りんごひとつじゃ ちょっぴり淋しい
三日月お月さん ひょっこり顔だす
あぁいい景色

よく見りゃ お月さんは 黄色いバナナよ
こりゃまたお似合いの いなせなカップル
あぁいい景色

レモン一切れ 頭に乗せれば
浮き世の悩みも忘れてフォーリンラブアゲイン
あぁいい景色

13.楽しい余生

ポカポカ縁側で ウトウト日向ぼっこ
生まれてそれから おかしな夢の中

ぼんやり春がすみ 静かな青空
あの雲どこまで 流れて行くのかな

*ブツブツブツブツひとりごと
 まるで小鳥のように
 だんだんあの空に 近付いて行く
 楽しい余生 楽しい余生

ポカポカ縁側で ウトウト日向ぼっこ
あの子も夢の中 おかしな夢の中

*ブツブツブツブツひとりごと
 まるで小鳥のように
 だんだんあの空に 近付いて行く
 楽しい余生 楽しい余生

14.ラーメン行進曲

あぁ日曜日 パチンコで又
負けて帰る後ろ姿
あぁニンニクと こしょうのきいた
ラーメンで曇るめがね

こしょうをパッパ わりばし割って
チャーシュー2枚 しみじみ沈め
麺をほぐし とにかくいっきに
わきめもふらず 食べて
シナチクかじり チャーシューかじり
そして汁をたっぷりすすり
額の汗と あごの汁をぬぐって一息 は〜 つけば
永遠の私の夏 ラーメン ラーメン

見よ若人は あぁ群れ集い
でかいハンバーガーほおばる
立て万国の あぁラーメン人
目立たぬように 路地の奥で

スポーツ新聞広げてまた
昨日の勝ち試合を読み
テレビの野球中継を見上げ
それがなきゃプロレス中継
コブラツイスト バックドロップ
とびげり ひざげり 空手チョップ
汁を飛ばし 麺を飛ばし
汗とつばとゲキを OH 飛ばし
永遠の私の夏 ラーメン ラーメン

15.青空ナントカ節

晴れた晴れたよ 日本全国
すみからすみまでずずずーーーいと
牛はモーとなく にわとりゃコケコッコ―
傘やは日傘をつくりゃんせ
アッパレアッパレ日本晴れ
富士の高嶺にコンニチハ
ナントカ カントカ
ナントカカントカやってみよう

晴れた晴れたよ 地球全部が
すみからすみまでずずずーーーいと
月からながめりゃ 地球はまんまるい
ポッカリお盆の青空よ
アッパレアッパレ日本晴れ
アジア大陸コンニチハ
ナントカ カントカ
ナントカカントカやってみよう

晴れた晴れたよ 宇宙全部が
すみからすみまでずずずーーーいと
今日がダメなら 明日がまたある
だからクヨクヨするまえに
ちょいとトイレできばりなさい
それで調子もピーヒョロロ
ナントカ カントカ
ナントカカントカやってみよう

16.アッパレミュージックショー

便秘に肥満に胃潰瘍
生理不順に神経痛
あらゆる悩みにお答えします
とびきり愉快な
アッパレミュージックショー
明日の健康 今夜の充実
アッパレミュージックショー

17.水洗便所

つまり つまるところ
つまらない 田舎の便所
つまってうれしい
水洗便所

18.タコ君

風は野山を 巡り僕に
様々な歌 届けてくれる
君にも届けたい

「遠い 遠い 海の底で
宿題を済ませたタコ君が
レーゾーコから
冷たい塩水を出して
太いストローで
チューチュー 飲みました
あぁおいし
遠い 遠い 海の底です」

永遠の輝きを 届けたい
大切なあの人の胸に
遠い日のほほ笑みに帰りたい
悲しみよ粉雪に変われ

19.かわいいヤツさ たこやき

たこやき丸い 地球も丸い
ボールもすいかもまんまるい
白い船に肩よせあって
かわいいやつさ たこやき

*ソースとあおのり
 たっぷりつけて
 爪楊枝でぱくり
 かわいいやつさ たこやき

お次はどれを食べようかしら
熱いうちに急いで
たこやきうまい なぜだかうまい
みあげたやつさ たこやき



20.坊さんが屁をこいた

(略)

21.すいかの季節

ギラギラ太陽 白い雲
みんな真っ黒 白い歯で
笑えばうれし すいかの季節
にいさんと僕とで 半分こ ららら
*すいすい すいか
 すいすい すいか
 高らかにみんな歌え
 すいかの季節

すいすい水泳 バタフライ
青い海原 白い波
寄せればうれし すいかの季節
みんな集まれ すいか割り ららら


ドンドン花火が 夜を染め
浴衣の人波 夕涼み
夜市もうれし すいかの季節
この夏の僕との 思い出に ららら


22.青い魚

あれから胸の中
青い魚泳いでる

きらりと胸の中
銀の鱗輝いた

きっとあの時
青空を胸いっぱい
吸いこんだから

あぁ息をひそめて
静かに抱きしめて
この僕の愛

遥かな夢の中
青い海と白い波

誰にも聞こえない
胸の奥のこの調べ

あれから胸の中
青い魚泳いでる

23.エリちゃんが笑った

エリちゃんが笑った
何見て笑った
メロン見て笑った
メロン大好き?
「だいすき」
エリちゃんが笑って
メロンをぺろりと食べちゃった
あぁいいお顔

エリちゃんが笑った
何見て笑った
パパ見て笑った
パパ大好き?
「だいすき」
エリちゃんが笑って
パパにチュッとキスをした
あぁいいお顔

パパ ママ笑った
何見て笑った
エリちゃん見て笑った
エリちゃん大好き?
「だいすき」
パパ ママ笑って
エリちゃんにチュッとキスをした
あぁいいお顔

24.おまけ

(略)