★ 泣いた日・笑った日・・・(私のメモリアルレースから)

 《少し哀しくて、ちょっと嬉しかった第110回天皇賞》

       ★★★ 槇原伝説最後のレース ★★★

 現在、首位を独走中のジャイアンツ!
残念ながら、このまま優勝してしまう可能性はかなり高いと思われます。
前からジャイアンツ嫌いの私としては、少々イライラしています。
でも、あれだけの選手を揃えて優勝できなかったら超〜はずかしー。
                           (優勝してあたりまえじゃ!)
  しかし、今そのジャイアンツにあの男はいません。
あの男とは、知る人ぞ知る読売巨人軍の槇原寛己投手。
寄る年波には勝てず、いつの間にかストッパーになっちゃったけど、かつては彼が投げる試合は必ず勝つと言われ、しかもその週のメインレースの勝ち馬は、槇原の背番号”17”に絡むとまで言われた時期があったことをご存知でしょうか?
 嘘のようなホントの話なのです。

 平成6年、秋のG1戦線が始まり第110回天皇賞。
 ダントツ一番人気で、”タマモ・オグリ・マックイーン”と続いた、強い『芦毛伝説』を継承したビワハヤヒデの優勝は間違いないと誰もが予想したこのレース。
そのビワが敗れるとすれば、レース中のアクシデントしかあり得ないと、競馬解説者、予想者も口を揃えて唱えていました。(もちろん私も)
 でも、ビワからだとあんまり配当がつかないなあ…と思っていたのも事実。
そこで、あの嘘のような話に乗ってみよう!と、予想も展開も関係なく、槇原の背番号17から、枠番で1−7と決めてみたのです。
 
ちょうどその1−7に馬番@−Iが入っていて、人気は落ちてたけれど、前年の天皇賞でヤマニンゼファーに鼻差で敗れたセキテイリュウオーがいたのです。
 《これは穴においしいぞ…》
こういうのが大好きな私は、110回目の天皇賞ということもあって、馬番@−Iを購入。(一応本命も抑えてはいましたけどね) これが何と見事に的中!! ホントに来ちゃったのです。
馬番で8,860円。とってもおいしい配当でした。

 でも、ビワハヤヒデは、最後の直線半ばで故障発生(秋の府中には魔物がいるのも本当のよう)、そのまま引退を余儀なくされ、同時に『芦毛伝説』も幕を閉じてしまいました。
確かに、私自身かなりの配当をゲットしましたが、手放しでは喜べない、少し悲しい天皇賞でもありました。
そして、「槇原伝説?」もこれが最後の伝説となってしまったのです。

ところで、私の予想は、いつもいつもこんなだなんて思わないでくださいね。配当に関係なく、ちゃんと展開も考えているんですよ。

どうでもいいけど、早く秋競馬が始まらないかなあ。
このクソ暑い夏(おっと、失礼。私はレディなのでした)に、いささかウンザリしている今日この頃のみよぴょんでした。

     それじゃ、ごきげんよう★

第110回 天皇賞秋(G1)
1994年10月30日(日) 東京 サラ4歳・オープン(指定) 芝2000m
■結果 晴・良
着順   馬   名   性齢 重量  騎手 タイム 着差 馬体重  odds(人気)
 1着10ネーハイシーザー  牡5 58.0 塩村  1:58:6         506    8.6(3)
 2着 1セキテイリュオー  牡6 58.0 田中  1:58:8 1.1/2   462   33.8(8)
 3着 4ロイスアンドロイス 牡5 58.0 横山 1:58:9   首    500   65.7(11)
 4着 7マチカネタンホイザ 牡6 58.0 柴田  1:59:0   首    496   31.3(7)
 5着 2ビワハヤヒデ    牡5 58.0 岡部  1:59:1   首    470    1.5(1)
単勝 10番   860円 複勝1着10  300円
枠連 1−7  6260円   2着 1  690円
馬連 1−10 8860円   3着 4  940円