初試合結果(2004年)

対若僧戦 2004年10月31日(日)胎内球場午後7時20分プレイボール

【試合展開】

  試合開始前、中条町聖心幼稚園園長でありプロテスタントの牧師である高橋稔先生の中越
地震被災者への方々へのお祈り(両チーム参加)とその後同先生による始球式が行われた。
若僧先発は多田投手、Nヤンキースはケアレ・スミス投手。スミス投手は初戦ということもあり、
四球だけは出さないピッチングを心がけたという。その公約どうり、初回に相手の多田投手へ
の死球を一つ与えただけで、何と四球は一つも出さなかったのだが、元々打撃には定評のあ
る若僧はほぼ2年ぶりの登板で恐る恐るストライクを入れに来るスミス投手を遠慮なく粉砕し、
その強打を発揮したが、バリー・サンバイス一塁手やボーンヘッドマン三塁手の好守もあり、何
とか早々のノックアウトという失態だけは免れた。特に、4イニング目はクリーンアップからの攻
撃をモス・ラモス外野手の堅守もあり1点に抑えたことは、次回の登板に希望をつないだ。5イ
ニング目からはボーン・ヘッドマン選手がマウンドに登り、立ち上がりこそコントロールが定まら
ない面があったが、次の6イニング目には本来のピッチングの片鱗を見せ、こちらも次の登板
に希望をつないだ。

  合計
若僧    16
なんちゃってヤンキース     1


 攻撃面では、抜群のコントロールの良さと落差のあるカーブが武器である多田投手と鉄壁の
守備陣を持つ若僧ディフェンス陣の堅守により、1回、3回、4回のヤンキースの攻撃が三者凡
退で抑えられるなど苦しんだが、2回の攻撃ではケーシー与那嶺選手(兼監督)のレフト前ヒッ
トをマック・フィッシュバーガー選手がセンター前ヒットでつなぎ、ケアレ・スミス選手のセカンド強
襲内野安打の間に1点を入れ、何とか多田投手の完封の野望は打ち砕いた。

 また、完全に押さえられたというわけではなくNヤンキースはヒット7本を放っている。ケーシ
ー与那嶺監督の2打数2安打、ライス大森選手のレフト前ヒット、モス・ラモス選手のヒット、そし
て相手の好連携プレーのために惜しくも3塁直前でタッチ・アウトになったものの、ジュリアーニ
師匠が最終6回にレフト越えの2塁打を放ち、この試合でのチーム内MVP(1回目)に選ばれて
いる。
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