テラノサウルス戦(1)

雨中の対決、ヤンキースが制して2勝目!
     ケアレ・スミス完投と満塁でタイムリー二塁打

対 テラノサウルス戦 2005年8月20日(土)胎内球場午後7時45分プレイボール

【試合展開】

 非常に不安定な天候が続いた2005年の8月下旬、確保していた球場に新潟市よりテラノサウ
ルスが到着する直前から、激しい雨が降り出した。結局、遅れてスタートした試合は3イニング
目にさらに雨が激しくなり、協議の結果、3イニングではあるが試合は成立したことになり、なん
ちゃってヤンキース堂々の2勝目(雨天コールド)となった。

 先発はなんちゃてヤンキースがケアレ・スミスでテラノサウルスがサウスポーの広川投手。静
かに始まった初回に比べ、雨足が強まった2イニング目に動きがあった。モハメッド・ブリ、ジュ
リアーニ師匠の連続ヒットをアルデンテ・ペペロンチーノ選手が四球でつなぐ。ここで、マックス・
バリューに対して、ぬかるんできたマウンドと雨でボールが滑ることでコントロールの良い広川
投手が珍しく制球を乱し、押し出しの四球を与える。次のバッターのケアレ・スミスはカウント2
ボールからストライクを取りにきたストレートを左中間にもっていき、満塁から2点タイムリー二
塁打を放った。次の打者のケーシー与那嶺も連続タイムリー二塁打で続きこの回をビッグイニ
ングとした。  
    
 合計
     なんちゃって
  ヤンキース
  6
テラノサウルス
  4
 
 3回にはテラノサウルスの投手が速球派の古田選手に代ったが、ツーフーがライト前にタイ
ムリーヒットを放って貴重な追加点をあげた。その裏、雨がさらに激しくなったため、グランドの
ぬかるみもあってケアレ・スミス投手とケーシー与那嶺捕手のバッテリーは珍しく三振を取りに
いくピッチングに転じ、先頭打者と次打者から狙いどうりに三振を奪取すると、三人目の打者
の打球はサードフライとなり、スコッティ・クリネックスがこれを捕球してゲームセット。

 MVPは雨の中、一球一球を丁寧に投げ、打ってはタイムリー二塁打のケアレ・スミスが選ば
れた。(1回目)

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