ギネス認定!詳細
『大したもん蛇まつり』? '00大したもん蛇まつり 大蛇はどう作ってるの?
なぜ蛇なの? 冬はどこで過ごしてるの?
『大里峠』って? まつりに参加したいな!

紙芝居『大里峠』前編 紙芝居『大里峠』後編
前 編 後 編


『大したもん蛇』ってどんなお祭りですか?
世界一の大蛇が村内をねり歩きます!
 年に一度、残暑が厳しい8月下旬に、長さ82.8m、太さ1.2m、重さ2tのわらで作った大蛇を
関川村内外の有志が担ぎねり歩きます。
 高瀬温泉をスタートし、温泉橋、大蔵神社を経由し役場前までのおよそ4kmを200人以上の
人手で担ぎあるくわけですから、これはもうまさに大したものですね。もちろん、大蛇パレード
のほかにもいろいろなイベントが開催されます。
 また、21世紀の幕開けである2001年は蛇年でもあったため、これを祝し元旦には、冬眠中の大蛇を起こし、関川村内をねり歩きました。
 ギネスブックにも挑戦し、新聞やテレビでも報道され、ついにギネス認定世界一に!


なぜ『蛇』なの?
村の伝説『大里峠』と水害からの復興
 関川村には『大里峠(おおりとうげ)』という伝説があります。川をせき止めようとする大蛇が
登場するこの伝説は一説によれば、大水害を物語にしたものとも言われています。
 また、昭和42年8月28日、関川村を含む羽越地方は大水害に見舞われ、多くの犠牲者を
出しました。30年以上経った今も私たち村民の心に焼きついて離れません。
 このようなことから、8月下旬を実施日とし、二度とこのようなことのないよう祈願するととも
に、村民みんなが参加するイベントにふさわしい『大蛇』をテーマに開催されるようになったの
です。


大蛇伝説『大里峠』を教えてください?
紙芝居(前編)(後編)をご用意しています!
 どうぞこちらをご覧下さい。

 左の記念碑は、1994年8月関川村発足40周年記念事業の一環として大里峠・大蛇伝説発祥の地である関川村蛇喰(じゃばみ)地区に建立されたものです。
 伝説の女主人公「おりの」がこの地の出身であり、数奇な人生をたどった「おりの」の霊を慰め、災害を防止し、生活の安全を祈願するために建てられました。


大蛇はどうやって作っているのですか?
村民全員で作成しています!
 長さ82.8mもある大蛇は、54本の胴体と1つの頭をつなぎ合わせてできています。実は
関川村には54集落あります。
 各集落が1つの胴体を作成し、つなぎ合わせて完成となるわけです。写真では見つけに
くいでしょうが大したもん蛇をよ〜く見てみると、胴体には作成にあたった集落名が記載さ
れています。
 まさに村民が一丸となった大イベントです。


まつりのない冬は何処に居るのでしょうか?
冬眠中なのです!
 大蛇は冬の間、冬眠しています。
 山里はなれた大石ダム付近のトンネルを塒に冬を越す3代目。
 そして、せきかわふれあい「ど〜む」を塒にしている4代目。
 平成19年7月には7代目が誕生しました。


私もまつりに参加したいのですが…?
大蛇を担ぎたい方、募集します!
 大蛇の担ぎ手は村内外問わず、広く募集しているところです。
 まつりの時期までまだまだ時間はありますが、全国の皆さんにも参加していただき
たいと考えております。お気軽にエントリーください。