ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
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「愛と勇気」
2007.8.25 膝への負担

今日、世界一受けたい授業という日本テレビ系列の番組で、Drアッシーと言われている、井口傑 慶応義塾大学教授が出演されていた。
このシーンで気付いたこと。

井口さんの説明では、
足裏の内側(親指から踵にかけて)に体重がかかると、脛の内側の筋肉で体重を支えようとするので、そのバランスを取るために膝の外側に負担がかかるという。
同様に、足裏の外側(小指から踵にかけて)に体重がかかると、脛の外側の筋肉で体重を支えようとするので、そのバランスを取るために膝の内側に負担がかかるという。

スキーヤーで膝の靭帯を痛める人が多いのだが、痛めた人はどこか心当たりがないだろうか?

私も2006年シーズン前半までは、足裏の内側にウエイトを多くかけ、スキーの角付けがしっかりできるようにと頑張っていた。
そうすると、しっかりターンはできるのだが、いつまでも山回りを続けてしまう状況を作りだしていた。

山回りを続けてしまっては、その間、体はスキーよりも山側に常に位置されてしまうので、谷へ落ちることを拒んでしまう。
だから、減速してしまうのだ。

最近心がけてること。

足裏の親指側にも小指側にも、両方に体重を預けた状態をキープしながら、ターンを行いたいと思っている。
角付けした状態でも両方なのだ。

そうすると、狙ったタイミングで角付けを開放することが容易となる。

膝への負担 = エネルギー は、速度の2乗に比例して大きくなる。

減速したくないスキーヤーは、体の使い方を見直してもいいかもしれない。

皆川賢太郎ブログ 2007.8.19の動画がヒントになるかも。



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