ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
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「愛と勇気」
2007.10.7 基本を確認してみよう

シュテムターン、プルークターンで基本を確認してみよう。どちらも「ハの字」と「ニの字」が現れるが、運動構造の違いを考えてみよう。(2006年のつぶやき、2007年のつぶやきを参照されたい。)

シュテムターン:
外スキーのトレーニングに最適。パラレルでターンをしてきた後半に次の外スキーを側方に開く(ハの字で)。
ハの字に開くことで角付けがセットされる。ここからが大切。

側方にあり角付けされた外スキーに、角付けをゆるめずに自重をいかにかけられるかがポイント。

あらゆる雪質でスキーが谷へ落下する、そういう変化する状況であっても常に自重を与え続けて舵取りができるか、という質を見てみよう、感じてみよう。超ゆっくり滑ってみよう。

プルークターン:
ハの字で滑るものからパラレルターンに変化していく状態をプルークターンと定義しているので、「これがプルークターンだ」というものはない。内足を主眼に内足を外旋させるトレーニングもあるが、ここでは、外スキーのトレーニングを主眼にしていきたい。

シュテムターンでは、舵取り時間中角付けをキープしている感覚になる。そして、ターンとターンのつなぎ目で「切替」をしている感覚になる。
それに対し、プルークターン ⇒ パラレルターン に変化させていくには、「外スキーの角付けを緩める」というところがポイントになる。外スキーの角付けがゆるまないと、2本のスキーの角付けが同調しないのだ。


シュテムターンの構造・プルークターンの構造

プルークターンの滑りで緩斜面から急斜面まで、あらゆる斜度を滑ってみよう。
急斜面では深回りするとスピードをコントロールでき、ゆっくり滑ることができる。

外スキーに自重を集めると、外力と相まってスキーがたわむことを感じてみよう。

次のターンへの方向性が定まったら、角付けをゆるめて次の舵取りを始めよう。

特に基礎スキーヤーは、ターンをすることに一所懸命になってしまうので、それがパラレルターンの上達を阻害しているいことに気付いてみよう。



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