ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
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「愛と勇気」
2008.4.23 洗練化

洗練化へ向かうには、無駄な動きを認識することから始まる。

しかし、無駄な動きを認識することはとても難しいことである。なにせ無意識で行っている動作なのだからタチが悪い。

さて、先日の撮影トレーニングの連写画像を眺めていると、発展途上の原因がいくつも見えてくる。

ハイシーズンでは良い感じであったものの、春になり雪が柔らかくなり融けだしてくると、スキーを動かしずらくなる。

谷回りの部分でスキーをずらそうとしても、ずれてくれないシーンを多く体験してしまう。
原因は、その働きかけの方向が悪かったり、身体のバランスが悪かったりするのだが、ずれなかったスキーの反動が身体に跳ね返ってくるので、身体のバランスの悪さがさらに増幅してしまうので、悪循環が生まれてくることになる。

20080423_1

私の場合、右腰が後ろに引けたり、外側に逃げてしまうようです。

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これが、どう悪さをするかと言うと、

谷回りの部分で右膝が必要以上に内側を向いてしまいます。
それと大腿部が内側に必要以上に捻られてしまい、大腿部と股関節の状態がロックされ固着される時間を長く作ってしまいます。

20080423_2

それが、切替時まで引きずってしまうことになります。

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すると、このシーンでは、もう少し腰〜上体を谷側へ落としたいのに、右足がつっかえ棒になってしまい、角付けを緩められなく、ブレーキがかかってしまいます。
上体の向きもフォールラインに向きたいのに許してくれません。

20080423_3

さらに、
右股関節のロック状態が開放されずに切り替えを迎えてしまうと、右足のつっかえ棒は、上体を上に持ち上げるという、できたらやりたくない抜重動作を強制的にさせてしまうので、全てが後手後手となる右ターンを生んでしまうのである。

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悪循環の完成である。

さて、週末までに改善できるのだろうか。



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