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2009.10.12 グレステン スキートレーニング(その2)


今シーズン2回目、グレステン スキートレーニングに道院高原グレステンスキー場に行ってきました。

道院高原グレステンスキー場今日は友人と二人、午前中のみ3時間コースでのトレーニングのため、映像撮影をしている余裕がありませんでしたので、滑走映像はありません。
前回お借りしたグランジャーは、長さも短い3輪タイプ。今回は少し長い4輪タイプをお借りしました。1輪多いだけなのですが、低速の中では、なかなかターンになりません。


今日はパラレルスタンスでの山回りのトレーニングが半分、両足の調和のトレーニングが半分でした。
山回りでは、谷足にしっかりとウエイトがかかり、かつ山足にも適度にウエイトをかけ、パワーポジションが解けないようにポジションをとっていきます。
うまくいけばタイヤは良く転がり、体のバランスがぎくしゃくするとタイヤの転がりも悪くなるので、上体の感覚+足元の感覚で結果が即時にフィードバックできるところが、グレステンの良いところです。

プラスノーのスキートレーニングではスキーを付けて行うのですが、運動タイミングを習得するために行うのが目的かな。
ポジションが多少悪くても、スキーがスピンしてすぐ次の局面へ移行するため、ポジションの良し悪しのフィードバックは薄くなってしまいます。
グレステンのトレーニングでは、自分の持っている左右のバランスや、タイミングの良し悪しがあぶり出され、それが実感できるところが、最大の魅力です。

重心ラインに対して肩と股関節の位置

今回も斜面の中でのパワーポジションを観察してみますと、うまくいかないケース(エラーパターン)に2つあることがわかりました。
左図では、
(1):重心ラインに対して、肩が前、股関節が後に位置している目標となるバランス。
(2):股関節の位置を重心ラインに合わせることでバランスを保とうとするケース。
(3):肩の位置を重心ラインに合わせることでバランスを保とうとするケース。
平地ではうまく出来ていても、斜面の中で滑り出すと、エラーがおきてしまう。


平地でうまく出来たら、そのまま平地で片足の屈伸をしてみよう。体に負荷がかかってもパワーポジションが解けないようになったら、斜面のターン中にも、よいポジションがキープできる目安になるでしょう。

私の今日は、今までにない安定感を感じることができました。両足の調和の課題にも良い結果を感じることができました。



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