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2009.11.30 SAJ B級コーチ 再判定結果報告


昨日、研修会から帰ってきましたら、SAJから小さい封筒が届いていました。
「平成21年度B級コーチ養成講習・検定会種別共通科目について(再判定結果報告)」の通知でした。再判定の基準は「今回の講習会において学習した内容を十分に理解されているか」という観点で判定が行われたとの記載がありました。

2枚目に記載されていた結果の欄は「合格」でした。

レポートを提出した時にも書きましたが、日本体育協会のコーチ講習会に参加したことが私にとって理解が深まった要因でした。SAJの講習検定は「日体協で学んだ理論+スキーに必要な理論」になっています。そして「日体協で学んだ理論」は、日本のスポーツ指導に共通して必要な内容になっています。

ですから、他の競技の指導者が、スキーを学ぶ機会に触れた時、きっとがっかりするのでしょうね・・・
「日本のスポーツ指導に共通して必要な内容」を、スキーを指導する方の多くが実践していかないと、下火になりつつある「スキー」に参加する人が増えることはないと思うのです。

成績(勝つのは一人だけの世界)ばかり追い求めてしまえば・・・、できないことができるようになる喜び(内発的動機づけ)の機会を作ってあげないかぎり、楽しいスキーの世界は無いと思うのです。楽しいから、また滑りたくなるのです。

スポーツが上達する過程には、「心」と「体」がまず必要で、それから「技」が入ってこそ、技の精度が高まるのです。「技」から入っていくスキー指導を改めない限り、スキースポーツは衰退すると本当に心配しています。

私としては、教育本部のブロック技術員というポジションから、これらのことを機会あるごとに、波紋を広げていきたいと思っております。
それは、今までのことを否定する行動ではなく、知らない人を批判する行動ではなく、ともに学びスキーを楽しむことだと思っております。

さて、SAJ B級コーチは、まだ「種別共通科目」の学習が終わったというだけなのです。
本日、「FISアカデミープログラム(CD)」が送られてきました。e-leaning(自宅学習)をし、次に「種別専門科目」を受講しなければなりません。
アルペン種目は2月に長野県栂池スキー場で開催が予定されていることも通知されました。参加するよう日程を調整していきたいと思います。
(「種別」というのは、SAJホームページの競技部のメニューに記載されている6種目のカテゴリを示しています。)



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