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「愛と勇気」

2010.8.29 どこから動かすか


スキーのオフトレで、身体的能力を高めようとトレーニングしていることと思う。

筋パワーがどれだけ増えたか、持久力がどれだけ上がったか、等々・・・。

身体能力を向上させることは大切なことであるが、それだけではスキーは上達しない。
体の動きをコーディネートする能力、コーディネーションと言われる能力のうち、連結能力(関節や筋肉の動きを、タイミングよく同調させる能力)も育てていきたい。

いわゆる、使える体作りだ。

 

平地で屈伸運動をする時、足首、膝、股関節の三関節をどの順番で、どれくらいの量を動かすか、
どんなイメージを持っているだろうか?

スキーの場合、硬いスキーブーツを使用するので、足首はそれほど曲げることはできない。
しかし、足首の緊張を緩めて、スキーブーツの前傾角よりも緩るい角度になってはいけない。

 

そうすると、足首はほぼ同じ角度を保ちながら、「膝関節」と「股関節」の運動量をどのように連結させるか、が課題となる。

うまくいく例としては、「膝関節」と「股関節」を同時に一所懸命に動かすことが基本となると思う。

うかくいかない例としては、膝関節をまず動かすし、股関節の動く量が不足してしまう場合。
それと、もう一つ別の視点から・・・。
背骨の前傾角を変えないように屈伸運動をしていませんか?

「膝関節」と「股関節」の運動量と、背骨の前傾角

全ての動きは、意識がコントロールしますから、どう思っているか、がとても大切です。



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