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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」

2010.12.31 2011 レッスン始動


今シーズン、スキースクールへ顔を出すのは初めて。早速午前からレッスンを担当させていただきました。

午前は、東京から帰省された40歳代のお父さん、足を揃えてターンをしたいとの希望で受講されました。
今日は、圧雪車が踏み固めた後、朝方に積雪が多くあり、雪深いコースでした。その中で「自然で楽なスキー」をご紹介し、滑っていただきました。リフトでお話をお聞きしましたら、ラグビーをしていたスポーツマンで、しかも、左膝に靭帯を損傷された経験があるとのこと。ポイントは外足の伸展(アイソメトリックの筋運動)。伸展すると足の筋肉がギブスのような役割となり、膝への負担を軽減します。ハムストリングで体幹を支えるので、大腿四頭筋などの腿前面の筋負担を軽減するので「らく」に感じてもらえます。

もう一つのポイントは、伸展した谷側の足を「だるま落とし」のように一コマを外して短くしたら、重心が谷側に移動すること。これを理解していただき、ペアリフトの急斜面で実践していただきました。

滑り終わった後、感想をお聞きしましたら、「急斜面も怖く無く降りていける」とのこと。帰りの緩斜面では、両足への重みをはずさずにクルージングできるようになってきました。

午後は、初めて滑る30歳代のお母さん。日ごろ運動をされていないとのことでしたが、平地での初歩動作を経験していただき、リフトに乗車していただきました。私のストックを持っていただき、スキーは私が持っての乗車となりました。
階段下行で斜面を降りていただき、緩斜面あたりから、まっすぐ滑ってブレーキ、と、斜めに滑ってブレーキを体験していただき、どんどん滑っていただきました。今日の午後の雪は、午前の雪が圧雪されアイスバーンにまでならない新潟独特の雪質で、スキーをずらすことが難しい雪質でしたから、体力も相当使われたことでしょう。時間の終盤は、私がスキーの先端を押さえ、補助をしながらの滑走となりましたが、1本完走していただきました。
下で待っていたお子さんたちはレッスンを終わって待ちわびていた様子。ごめんね、遅くなってしまって。



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