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(はじめに)
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「愛と勇気」

2016.3.2 内脚の仕事 (2)


「外脚が2本」という感覚があるかもしれません。
特に、切り替えしからターンポジションが成立するまでの間は、そうあるかもしれません。
前回は、「内脚を膝から曲げる」という動作に着目しました。もちろん、それだけではありません。

斜面を降りながら、右に左に進路を変更する、アルペンスキーにおいては、スキーヤーの動きは平地での動作と違って、複雑に感じることでしょう。
大きく違うのは、
(1) 重力方向は変わらないのに、足元が高くなったり、低くなったり、常に足場が変化するというところ。
(2) 右ターンから左ターンを連続するためには、【スキーと身体での捻じれ】が、低速度から高速度まで、効率的にシームレスな連続ターンを成立させる条件となる。

スキーと身体の捻じれ
最大傾斜線を過ぎてくると、スキーと身体の捻じれがマックスになってきます。
その時に、自分の身体(顔)の前にスキーのトップの位置を感じたら、スキーと身体の捻じれがうまくできていない時。(上図左側)
スキーと身体の捻じれがうまくできた時(上図右側)では、スキーのトップが、内肩よりも、さらに内側にある感覚となります。
これを毎回感じていたい。
さて、そうするために必要な動きの優先順位とは?・・・。

うまく動作できない時にみられることは、内側のスキー(内脚)が、つっかえ棒になっていて、回旋できないということ。

効果的な練習方法としては、
内脚の【外旋】を先に始め、スキー先を開きます。(はさみ型、シェーレンにする)
外スキーが動けるような空間を用意してあげることで、外スキーのトップ部は追従し、スキーと身体の捻じれが完成する。
というような、乱暴な方法です。
いわゆる【内膝をガニる】みたいな・・・。

身体の動きとしては、内脚(内股関節)の【外旋】です。
大腿を捻る動きの比較
【参考: 2006.5.16 IQサプリ(?)

高いポジションで、ターンの後半に内脚を外旋してみると、上図の左側のようにスキーが動きます。
そして、切り替えしの直後、内脚を膝から曲げた、次に、その内脚を外旋してみると、上図の右側のようにスキーが動きます。

小回りにしても、大回りにしても、
内脚(内股関節)の【外旋】という仕事は、内脚固有の仕事です。
「外」「外」「外」と意識を高めても、「内」が動かないと、動けないのです。
2つに仕事を同時に行う必要があるので、アルペンスキーって難しんですよね!

 


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