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2016.7.29 【内脚ガニ】(屈曲位:外転)の効用(コブ編)


この「内脚ガニ」の練習は、整地の中斜面で小回りターンを用いると、効果的です。
小回りの良さは、以前にも記述しましたが、うまくできなくでも、何度も何度もトライできるところ。
うまくできた感覚を大切にし、これを培養し、うまくできる出現率を上げるのです。

それから、大回りへ。スピードがある、次の切り替えまで間があるターンの中で、丁寧な動作を瞬時に行うことを身に付けます。
それから、コブ斜面での小回りへ。コブにぶつかるタイミングで「内脚ガニ」を行い、次の切り替えまで間が無いターンの中で、正確な動作を身に付けます。

それでは、もう一度、見本となる上田諒太郎さんの滑りを見てみましょう。
【バックショット: 山頂からのニューライン、ポーパスライン取りの動画(滑りの再生速度を通常の0.25倍)】


 

さて、注目すべき【内脚ガニ(屈曲位外転)】の解説のため、連続するシーンの写真5点を抽出してみました。
(1)から(4)までは、スキーは直線的な方向へ移動しています。
そこから、(5)のシーンで、スキーのトップがコブにぶつかり、スキーのたわみに合わせて、一気に【内脚ガニ】動作を行っています。

上田諒太郎さんの滑り(1)

上田諒太郎さんの滑り(2)

上田諒太郎さんの滑り(3)

上田諒太郎さんの滑り(4)

上田諒太郎さんの滑り(5)

私の眼には、このように見えます。
【内脚ガニ】をタイミング良く使えるようになると、上半身は谷向きの状態を保持し、安定します・・・。

【内脚ガニ】使えそうですか??
素早く動かす練習をしてみると、良いかもしれません・・・
オフトレの一つとして・・・。

内脚の屈曲位外転の動作は、「反復横とび」の動作にも見られます。
スキー運動の参考にしたいものです。


【大阪体育大学 反復横とび】

 


 


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