Report file No.4
 
 Page 2  竹川章彦

2.応用ですっ ! 

 片足でターンをしてみましょう。

 バランスよくできる方とできない方があると思います。できない方は前ページに戻って感覚を磨いてください。



 ターンの基本はプルークボーゲンにあり


 難しく考えずに、ターン外足の対応は、プルークボーゲンからパラレルターンまで、一貫している
と考えましょう。

 さて、それにはどうすの?

   ・前ページの「足裏をフラットにし膝が正面を向く位置」を基準と考えます。
   ・膝が常に正面を向くように保ちながら、屈伸運動をする感覚を覚えます。
   ・この感覚をくずさずに、(股関節から下をギプスで固定しているかのように)足全体をひねります。


こんな感じですっ!(平地でやってみよう)
(1)大腿部が平行に
      (なぜ?) →右図参照→

(2)膝はそれぞれ内側を向く

(3)足先(スキー)と膝の向きは同じ(青矢印)

(4)足先と大腿部のひねる量を同じにする

(5)ひねる量を小〜大と変えてみる
内足を外足に合わせる
(必要最小限の)動きで
パラレルポジションがと
れる。


     ↓

この姿勢で平地で立っていられるバランスがあるから、斜面でも安定するのです!
(図4)応用につながる
ハの字
脛の外側の筋肉が縮む感覚を身に付けよう! (図5)バランスの良い
パラレルポジションへ



<バランスの基礎(基準)>

 これらの基準となる自分自身の感覚がないうちに、運動をしてしまうから、足裏の安定感が生まれてこないのではないでしょうか。

 滑る様式の形だけを求めると、そこにある本質を見逃してしまうものです。

 平滑なごく緩い斜面で、練習しましょう。(いかに無駄な力を使っているかということを斜面が教えてくれます。)



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