Report file No.7
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竹川 章彦


筋肉痛とは?

スポーツに限らず、日常生活の中でも、筋肉を収縮する動きを長時間行った場合、少なからず筋肉痛が起こるものです。
運動の最中、筋肉が伸ばされる時に、筋肉繊維のうち極細い筋肉が切れてしまいます。
そして、切れてしまった筋肉を修復しようと白血球が集まり修復を始めた時に、「痛み」として知覚されるのです。
(白血球が修復を開始するまでの時間は、年齢とともに個人差があるようです)

ここでは、切れてしまった筋肉繊維の「
回復を早める栄養のとり方」と、
筋肉が切れないようにするための準備運動として、「ストレッチングの実際」を紹介します。


筋肉痛との戦い?
 サンデースキーヤーが基礎スキー指導員の資格を取得し、かれこれ20年になろうとしています。若い頃は「スキー技術選手権大会」の前身である「基礎スキー選手権大会」時代から参加する(当然全国大会などには行けるレベルにない)ほどの熱の入れようでした。

ということもあり、初滑りの11月に始まり、12月〜4月までは毎週末スキーに出かける生活を繰り返しています。

 筋肉痛は20歳代の頃から感じていました。当時では2月後半から3月くらいから体の異変に気が付きます。そして急斜面を滑るのに筋肉に力が入らないという重症に陥るのです。この異変は年々早まり、30歳を超えたある時、とうとう年末頃に感じ始めてしまいます。(人口降雪機で作られたの硬いバーンは、天然雪の時よりも筋力を使います)

 この問題を解決してくださったのは、クラブの先輩「姫路環」氏。彼は中学の先生で、バスケット界のスーパー監督。
「プロテイン」がいいヨ。と、彼の愛用品を試飲させていただきました。ちょうどその頃、プロテインのメーカーの方に新発田にきてもらい、生徒と親御さんに説明会を開き、その必要性を説き、生徒に実践させていました。生徒の怪我が激減したばかりか、チームは県大会で上位に名を連ねることになったのです。


 それ以来私はこの「プロテイン」を愛飲しています。


どうしてプロテイン?

 15年前クラウンプライズに合格しましたが、筋肉を付けたらもっとすごい滑りができるのだろうな、と、千代田区立体育館のトレーニングルームに通っていました。そこのトレーナーに教えていただいたのが、「後述するストレッチ」と「プロテイン」、筋肉増強には「栄養と休養」が不可欠。
仕事が忙しくなってから通わなくなりましたが、成果として胸囲がアップしたため、それまでのスーツが着れなくなってしまったのは予想外の出費となりました。

当時のプロテインは豆の味が強く、また、シェーカーなる物を使う知恵もなかったので、牛乳にもよく溶けず、玉の固まりが出来るものでした。それに「筋肉トレーニング=プロテイン」という固定観念があったようで、定期的なトレーニングを中断するとともにプロテインから遠ざかっていました。それから10年程の後の再会となった訳です。
現在のプロテインは、「バニラ味」や「ヨーグルト味」などもあり、とても飲みやすくなっています。

 筋肉細胞の修復時に必要となる栄養素が「
タンパク質」。もちろん他の食品でも良いのですが、効率よく摂取するにはプロテインが一番でしょう。


2000年より愛用している「ZAVAS PROTEIN XX LBM」
しなやかで丈夫な筋肉になることを実感しています。

運動直後に摂取することをお勧めします。
(遠征時には持参しています)

シーズン中は1回につき、牛乳300ccに山盛り3杯の分量で、毎日摂取しています。
筋肉痛を感じる時は朝晩2回にしています。

製品の詳細は 明治製菓株式会社のホームページ を!

近年カービングスキーの普及につれて、「筋肉痛」という言葉を多く聞きます。
従来より滑走スピードが高くなってますので、筋肉への負荷も高くなってきているのです。
(1日中重たいバーベルを担いでスクワットしてるのと同じとは思いませんか?)

こわれた筋肉細胞が復元すると、より丈夫な筋肉になります。
骨が成長期にあるお子さん(13歳以下でしょうか)を除き、長期間ベストコンディションを維持したい方にお勧めです。





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