ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
発想は自由であれ!
既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2007.2.12 3連休

三連休の最終日も時折雪が降る絶好のコンディション。

街中が5度C位で雨の時は、スキー場の駐車場から上は雪になるのです。今日も家族揃って来場される方々が多かった。

今日は初心者(今日初めて滑る人)で大人の女性で1日コースを担当。昨日来場されレストハウス前で初歩動作を練習されたとのことで、まずは動作を確認。不安が感じられなかったので、早速リフトに乗車です。

上で再度階段登行と下行を行います。ここで階段下行がポイントです。
足を揃えたところに体を置いておいて、谷側の足を斜面の下側に踏み出します。それだけで2軸のポジションができるのです。(ここで、この感じを覚えておいてくださいね。後でターンをしている時にでてきますよ、と声がけします。)そしてスキーの角付けを確認し、上体を谷側のスキーの上に移動します。最後に山側におきざりになった足を揃えます。
この3つの動きを3拍子のリズムで繰り返すのです。

続いて斜面を移動するには「 初心者への指導(独自論)」を行います。
800mのリフトを2本滑りましたが、まだ時間がありましたので3本目となりました。初心者の新記録です。
3本目では先程の階段下行での2軸感覚を思い出していただき、プルークの真ん中にいる腰の位置を内スキー側寄りにキープしながらターンを行っていきます。
これでプルークターンの原型が出来上がりました。

午後からはプルークターンの原型の確認から。状況を見極めながら、課題を一つ加えていきます。
そしてターンの後半に内スキーの先端を内側に開くように動かすと、外スキーの滑走性が高まり、両方のスキーが同じ方向に滑っていきます。

最初はこの滑走性に驚くのですが、滑り終わった後に「先程よりもスピードがでましたが、怖くなかったですか?」と何度も尋ねてみます。スピードの許容範囲が広がり、両スキーがスムースに動いてきます。

午後は5本滑ることができました。

中急斜面でパラレルターンがスムースにいかない方は、是非、緩中斜面でプルークターンの要領で滑ってみてほしい。
自分が行っているパラレルターンを広いスタンスで確認してみる。きっと、スムースに行かない原因に気付くはずだ。



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