ここだけの話 発展途上のスキーヤー

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(はじめに)
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既成概念=こうやらなければ=誰が決めたの??
「愛と勇気」
2009.7.3 座布団のすすめ

雪上に立てない時は、部屋の中でスキーの事を考えるのであるが、床が平面であることに気付いていないスキーヤーが多いと思う。

参考:足元の高低差についての考察
見る角度 2009.2.22
重心を落下させるということ 2008.9.9

そこで登場する小道具が、座布団。
笑点の大喜利で使っているような分厚い物ではなく、ごく普通に家庭で使われている5cm厚程度の物が良い。
その座布団に立ってみたいので、「座布団の上に立ってはいけない」と思う方は、似たような厚さの「少年マガジン」でも使ってもらいたい。

20090703

(1) 両脚を伸ばした直立の姿勢で、座布団の上に片脚を乗せて立ってみる。
座布団の厚み分、片脚は宙に浮いている状態。足裏は同じレベルに位置させる。

(2) 宙に浮いている方の足の長さを変えないように、座布団の上に乗っている足の方を短くしていく。
足首・膝・股関節をわずかに屈曲させながら、宙に浮いている足を床に着くまでやってみる。

この(1)⇔(2)の動作は、SAJ教育本部オフィシャルブック 2008シーズン・2009シーズンのDVDで、「斜滑降で、山脚の曲げ伸ばし具合によって谷脚の荷重感が変化する」といっていることの原型になると思う。
確かに、座布団の上の足を内脚とイメージしたら、内脚が屈曲する感じが似ていることだろう。

さて、私が提案したいのが、次の(3)。
(2)の状態から、座布団の上の足の長さを変化させずに、床に着いている足を引き上げ、左右の足裏を同じレベルにしてみる。
つまり、今まで外脚として使っていた足を、切替の局面で、抱えるように体に引き寄せてみようというもの。

(2)の床に着いた足の感覚のまま、切替をしようとしても、時間がかかることがわかるだろう。


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(2) → (3)の動作の結果、「パワーポジション」が容易に完成し、前後・左右・上下に素早く動ける位置を手に入れることができる。また、足を引き寄せる反作用として(3)’のように、重心が落下する作用を得られるのである。
(2)⇔(3)の動作をイメージした方がターン運動につなげられると思う。

脚は、「伸ばす」「曲げる」「股関節の球運動」くらいしかできないのである。
さて、どう使いましょうか?



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