新潟県 居合道部会では居合や剣道をやったことのない初心者から門下生として、居合道の稽古を行っています。

新潟県 居合道

一般財団法人新潟県剣道連盟 居合道部会の活動


段位無差別居合道大会
相場姉妹が『特別賞』受賞
 第4回 段位無差別居合道大会」


第4回 段位無差別居合道大会が3月24日、福島市民体育館で開かれ、県内から10名が参加、無・初段の部に出場した小学生の相場結妃香・美知香姉妹がそろって特別賞を受賞しました。
 大会は、段別試合が一般的な居合道大会では異例ともいえる段位無差別のハンディ戦で、七段と初段が対戦するサプライズの場面も…。ハンディが最もきつい七段は、全剣連居合12本および古流(夢想神伝流の場合 初伝・中伝・奥伝の全部)の中から、開始線に立った時点で5本の指定技が1回だけ発表されるというハードなもの。一方では、審判員の評決により、「迷演武賞」なるものが設定されています。
 大会には64名が参加、県内からは10名が参加しました。写真は、本県大会参加者。
北九州大会
北九州大会に840名

第48回全国各流居合道大会北九州大会が3月20日、北九州市立総合体育館で開かれ、新潟からは模範演武に範士2名、優勝大会に1名が出場、優勝大会では、惜しくも2回戦で敗退しました。
 大会は、総勢840名が参加した九州最大の規模。六段までは段別トーナメント試合、七段は個人演武、八段および範士は模範演武が行われ、七段までの全剣連居合指定技は、「受け流し」「袈裟切り」「三方切り」。例年この時期は桜が咲き始め、新潟から行くと春到来が感じられます。写真は演武風景。

現在、県下17の支部に会員約200名が所属しています。
年間の活動は、全会員対象の講習会が4・5・7・9・11・12・2月の計7回、五段以上の指導者講習会が2回、六・七段受審者を対象とした受審者講習会が2回のほか、県大会や強化合宿を行っています。
講習会では、午前、午後単位で全日本剣道連盟居合と古流(夢想神伝流)を行っています。
会員は、ほとんど毎月のように顔を合わせているため、一体感も強く、東日本地区講習会や全日本居合道大会には部会グループでまとまって参加することもあります。

柏崎居合道合宿研修会
1時間立切160本が復活
 第23回柏崎居合道合宿研修会」


柏崎剣道連盟が主催し、新潟県剣道連盟居合道部会が後援して開かれる早春恒例の柏崎居合道合宿研修会が今年も3月9・10の両日、柏崎市武道館で52人が参加して4年ぶりに開かれました。
同研修会は、柏崎市剣道連盟が、居合道の普及発展と底辺の拡大強化を目指して「一流指導者招聘事業」として行っているもので、コロナ禍による3年のブランクを経て今年で23回目。富山、長野など近隣各県からの参加もあってコロナ禍前を上回る52人が参加しました。会場の柏崎市武道館が海岸から至近にあることから、周辺は元旦に発災した能登半島地震で津波による避難指示地域となっており、開会前には富山、長野からの参加者とともにひとしきり安否情報が交わされていました。
 研修会初日は、岡田裕・柏崎剣道連盟会長の歓迎のあいさつに続いて、主任講師の草間純市範士が、日本刀の取り扱いについて改めて注意を促す講話を行った後、段別グループに分かれて古流居合の研修が行われました。2日目は、全剣連居合の総合稽古に続いて「陰陽進言」、午後からは、段別演武の後、恒例の「1時間ノンストップ立切稽古」で連盟居合と夢想神伝流初伝・大森流を約160本抜いて合宿研修を終了しました。
夜半に降った雪は明るい日差しに間もなくとけたものの、日本海の荒波にはまだまだ冬の表情が残っていて、春と冬が混在する「北陸の春近し」が感じられる合宿研修となりました。 いつもながらのふんだんな海の幸を満喫した“第2道場”も盛況でした。写真は、上・集合写真、下左・講習風景、下右・立切稽古。
講習会
「年度事業を完全実施、7回講習会と認定審査会

5年度第7回講習会と第2回公認審判員講習会・認定審査会が2月18日、新潟市・新津武道館で開かれ、コロナ禍を横目に見ながら4年振りに年度計画事業をすべて平常な形で実施することができました。
この日の最高気温17度という絵に描いたような暖冬のお蔭で講習会、審査会とも暖房なしで実施。57人が参加した講習会では、「指導上の留意点」を確認しながら、スピードに頼らない丁寧な演武を心掛けるよう指導されました。審判講習では、全国大会で変更された審判員の入退場・交代方法の変更点が指導され、認定審査会ではA級(六段)7人、B級(五段)7人、C級(四段)9人に認定証(修了証)が授与されました。写真は、上・講習会、下・認定審査会の一コマ。
初抜き会
「4年振り下越3支部初抜き会」

村上、新発田、豊栄の下越3支部合同初抜き会・新年会が2月11日、新潟市・豊栄武道館などで開かれ、16人が参加しました。4年ぶりの初抜き会では、鹿嶋大神宮と居合大明神の軸を前に神事が執り行われ、武道精進、無事安全を祈願した後、全剣連居合12本を技のポイント説明を受けながら全員で演武しました。新年会は、新たに加わった人もいて19人が参加、4年のブランクを取り戻すかのように交剣知愛で盛り上がりました。写真は神事
新年会
「4年ぶり新年会 熱気溢れて」

居合道部会の令和6年新年会が1月21日、長岡市・長岡グランドホテルで4年ぶりに開かれました。コロナ禍とインフルエンザが未だ沈静化していないこともあって、参加者は34人と4年まえの3分の2程度にとどまったものの、4年間の積もる話を肴に宴後半には声高な居合談義の輪がいくつも見られ、新しい年のスタートにふさわしい宴となりました。
 吉田哲夫会長は開会あいさつで、能登半島地震災害に触れ、県内でも大きな被害が出ていることもあって、被災者へのお見舞いを述べるとともに、「部会は通常の活動を続けることができています。この恵まれた状況を深く心に刻み、気を引き締めて居合道修業に励んでください」と改めて年頭の決意を促しました。
 品田峯雄副会長の音頭で乾杯!テーブルには、飲み放題のお酒と色とりどりのオードブルやローストビーフの皿がならんで一段と華やかさを盛り上げました。2時間の宴もアッという間のこと。
閉会の挨拶で田川正幸副会長は、「コップの水を飲み干せば誰かが一杯注いでくれます。居合も、心を軽くすれば先生の指導も全部吸収できます」と居合道修業に臨む心構えを強調。
豪雪地・長岡の1月には珍しく雪のない新年会となり、「第二道場」への足取りも心なしか弾んでいました。写真は、長岡花火の写真を背に開会あいさつをする吉田会長。
関東甲信越居合道大会
「B8位、A13位 演武優秀賞2人」
 第27回関東甲信越居合道大会


第27回関東甲信越居合道大会が1月13日、東京武道館大道場で開かれ、県内からは県代表2チームのほか個人演武を含めて19人が出場しました。チーム対抗優勝試合では、総合成績でBチームが8位、Aチームが13位と厳しい結果。また、個人演武では、三段の部で坂田智昭選手(上越)、五段の部で菅沼信輝選手(十日町)が共に優秀賞に輝きました。
関東甲信越1都9県のエリアで行われる同大会は、今回も1,000人規模の選手が出場。チーム対抗優勝試合は、10都県の代表各2チームと東京9地区の代表各2チームの計38チームがエントリー。3人一組の各チームは、昨年の全日本居合道大会出場選手を除き三段以下、四・五段、六・七段の各部門でトーナメント試合を行い、総合点数で順位を競いました。各部門とも優勝までに6試合を勝ち抜かなければならないという全国大会並みのハードな戦いが求められます。本県の2チーム6選手はいずれも1回戦を勝ち上がったものの、4回戦敗退2人(ベスト8)、3回戦敗退3人(ベスト16)、2回戦敗退1人という結果に終わりました。優勝・神奈川B、二位・千葉A、三位・神奈川A。写真は、上・公開演武、下・大会終了後の県選手。試合結果は<大会成績>ページに掲載。
初稽古会
「鳥屋野で4年振り初稽古会」
 新潟市剣道連盟 居合道部会も22人参加


新潟市剣道連盟の新年初稽古会が1月8日、新潟市・鳥屋野総合体育館で開かれ、居合道部会も近隣支部を中心に22人が参加して初抜きを行いました。
市連の堀伊佐緒会長は開会式に参加した小中学生剣士に、「新潟市連にとっては稽古始めの今日が元旦。1年の計は元旦にありと言います。大きな目標を立てて毎日努力することが目標達成につながります。今日の初稽古に大きな目標を立てて一生懸命頑張ってください」と激励の挨拶をされました。
開会式の後、居合道部会は、小中学生剣士が会場左右に分かれて見守る中、七段を元立ちに全員で抜き付け・納刀・切り下ろしなどの基本稽古と全剣連居合12本を抜いて新しい年の武道精進を誓いました。会場周辺には、前日からの雪が20cmほど残っていました。写真は初稽古風景。
稽古始め
「豊栄支部が稽古始め」

豊栄支部の令和6年稽古始めが1月7日、新潟市北区・豊栄武道館で開かれ、他支部からの参加もあって14人が初稽古に汗を流しました。道場正面には武道の神様を祀る「鹿嶋大神宮」と居合の始祖を祀る林崎居合神社「居合大明神」の軸を掛け、二礼二拍一礼の神事を執り行って、武道精進と居合上達を祈念しました。
初稽古では、翌週に控えた関東甲信越居合道大会の県代表選手や七段受審予定者なども参加、それぞれが目標に向かって初稽古とは思えない熱のこもった演武を繰り広げました。稽古の後は、神前に供えたお供物(勝栗)を頂いて令和6年の「出陣」を祝いました。写真は武道2神の軸に拝礼する参加者。
大阪居合道大会
「三段・堀、無段・相場(結)が準優勝」
 第65回大阪居合道大会


西日本最大の居合道大会・第65回大阪居合道大会が12月23日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で行われ、本県から参加した堀英隆選手(光明館)が三段の部で、相場結妃香選手(三条)が無段の部で共に準優勝、五段の部で田口玲子選手(新潟)が敢闘賞など、健闘が光りました。 
 大会は北海道から鹿児島まで全国から1,000人規模の選手が参加、県内は前日からの大雪による交通の乱れで出場を断念する選手が出る中、9人が参加しました。試合は、無段から六段まで3人制トーナメント方式で行われ、準決勝までは古流2本と全日本剣道連盟居合・指定技3本(受け流し 袈裟切り 顔面当て)を演武し、段別決勝戦は古流2本と全日本剣道連盟居合・指定技3本(受け流し 三方切り 四方切り)を演武して覇を競いました。写真は、大会を終えた県選手。試合結果は、<大会成績>ページに掲載。
講習会
「2講習会を同時開催―初の試み」
 第6回講習会と指導者講習会―大きな成果


第6回講習会と七段指導者講習会が12月3日、長岡市市民体育館で開かれ、51人が受講しました。二つの講習会を同時開催するのは初めての試みで、受講生は、初めこそ戸惑いと緊張が見られたものの大きな成果を上げることができました。
 講習は、八段講師3人のほか、七段12人、六段以下39人が参加。六段以下を三段以下、四・五段、六段の3班に分け、それぞれの班に八段講師1人と指導員の七段数人が付き、各班のメンバーが全剣連居合を演武し、その演武を七段指導員が指導、さらにその指導をした七段指導員の指導方法に対して八段講師が講評を加えるという方法で行われました。六段以下の受講生は複数の七段指導員からいろいろな指導を受け、七段指導員は日頃目にする機会が少ない他の指導方法に接するという初めてのやり方で、得るところの多い講習となりました。
 講習会終了後は、1月の関東甲信越居合道大会の選手を中心に、12月の七・六段審査受審予定者も加わって強化練習も行われました。
 暖冬が予報されるものの、会場から望まれる山々が薄っすらと雪化粧している中、一年の締めくくりと新しい年への意気込みを再確認することができました。写真は、班別の指導者講習と講習風景。
凌雲館居合道演武富山大会
「大西選手(柏崎)が七段最優秀賞」
 凌雲館居合道富山大会でハイレベルの試合


第29回凌雲館居合道演武富山大会が11月12日、富山市大山社会体育館で開かれ、遠く九州からの参加や全日本居合道大会の上位入賞者の参加などで一段の盛り上がりとレベルの高い試合が展開されました。県内からも14人が参加、七段個人演武で大西伸和選手(柏崎)が最優秀選手に選ばれるなど健闘が光りました。
 大会には福岡、三重、和歌山、大阪、東京、神奈川など18都府県から約200人が参加、三条市の東北日本居合道大会に続く北陸を代表する大会となっています。大会前日には範士の先生方による講習会も行われ、富山湾でとれる寒ブリの話題を肴に交剣知愛に溢れた二日間となりました。
 県選手は、大西選手のほか、試合では六段で杉下英倫選手(光明館)が三位、野舞選手(柏崎)が敢闘賞、三段で堀英隆選手(光明館)と石原紋子選手(加茂)がともに三位、無段の部で相場結妃香選手(三条)が二位、相場美知香選手(三条)が三位と頑張りました。写真は試合を終えた県選手。成績は、<大会成績>ページに。
水鴎流古伝武道大会
「六段・草間二位 五段・松浦三位 総合二位」
 第58回全日本居合道大会で見事な成績


第58回全日本居合道大会が10月21日、東京武道館で開かれ、県代表選手は六段の部で草間大介選手(光明館)が二位、五段の部で松浦斉範選手(同)が三位、都道府県別団体総合で二位と見事な成績を収めました。五、六、七各段の決勝戦進出者6人のうち都道府県別では静岡が2人を占めたほかは、新潟、愛知、東京、神奈川が各一人ずつと分散し、判定が3試合中2試合で2対1となるなど、実力の拮抗した熾烈な戦いが繰り広げられました。
 七段の部では、大西伸和選手(柏崎)が2回戦で大分の選手に1対2で惜敗したものの、六段の部で草間選手が準決勝までの5試合中4試合で3対0と危なげなく勝ち進み、決勝では優勝した静岡の選手に1対2で惜敗し二位、五段の部で松浦選手が4回戦までの4試合中3試合を3対0で順調に勝ち上がり、5回戦準々決勝では優勝した愛知の選手に1対2で敗れ三位と健闘しました。規程により3位の表彰はありません。47都道府県対抗の団体総合では静岡に次いで2位となり、中止となった55回大会を挟んで二位3回、三位1回と上位で安定した成績を続けています。
写真は準優勝の県代表選手。試合結果は、大会成績ページに掲載。
講習会
「会場一杯に80人が受講
 
第5回講習会 審査会で35人が合格


〇本文=第5回講習会と第2回審査会が11月5日、柏崎市武道館で開かれ、コロナ禍の規制緩和で海外との往来が回復したことから多く参加した海外会員を含めて会場から溢れるほどの約80人が受講、危険防止に細心の注意を払いながらの熱気溢れる講習会・審査会となりました。午前は段別グループに分かれての古流(夢想神伝流 初伝・中伝・奥伝)、午後は全日本剣道連盟居合の全体・段別講習と受審者講習が行われました。講習会終了後に行われた審査会では、一級6人のほか初段14人、二段6人、四段4人、五段3人が入昇段を果たしました。写真は、六段が元立ちに立った全体講習。
水鴎流古伝武道大会
「水鴎流古伝武道大会 4年ぶり開催」

第46回水鴎流古伝武道大会が10月9日、静岡県藤枝市の藤枝市民体育館で開かれ、県内から参加した剣士たちは善戦・健闘したものの惜しくも入賞はありませんでした。
大会は、コロナ禍で3回続けて中止されたことから4年ぶりの開催。同大会ならではの古武道各種各流派による演武では、日ごろ接することの少ない古流各流派の圧巻の技が個人演武(七段)、模範演武(八段)で披露されました。試合は、段外から六段までが自由技5本・時間制限なしでトーナメント戦が行われ、県内選手は健闘したものの三段の部で堀英隆選手(光明館)が3回戦・ベスト8まで進んだほかは1、2回戦で敗退しました。写真は大会を終えた県内選手。 大会成績は、<大会成績>ページに掲載。
東京女子居合道記念大会
「六段・野優勝 一級・相場(結)準優勝
 第30回東京女子居合道記念大会


第30回を迎えた東京女子居合道大会が9月24日、東京武道館大武道場で開かれ、六段の部で野舞選手(柏崎)が優勝、段外の部で相場結妃香選手(三条)が準優勝に輝くなど県選手の敢闘が光りました。また、野選手には東京都剣道連盟居合道部会長賞が、相場結妃香・美知香姉妹には奨励賞が授与されました。
大会は、30回という節目の記念大会として参加範囲を関東甲信越に広げて行われたもので、県内からの参加は初めて。試合は、段外の部から六段の部までトーナメント方式で行われ、古流2本と全剣連居合指定3本で行われました。大会では、審判員を、五段以上の審判経験者または審判実技講習会受講者に委嘱するなど「試合をし審判もする」のが大きな特色。写真は表彰式を終えた県選手。大会結果は<大会成績>ページに掲載。
全国居合道香川大会
「松浦選手が五段の部優勝-香川大会

四国有数の居合道大会・第49回全国居合道香川大会が9月23日、香川県高松市の高松市総合体育館で開かれ、松浦斉範選手(光明館)が五段の部で見事優勝を果たしました。
大会は、四国はもとより、関東、中部、関西、九州地方からも多くの選手が参加して全国規模で開催。試合は、男女別に無段から六段までトーナメント方式で行われ、三位まで表彰。第9波コロナ禍も懸念される中、全剣連の「主催大会実施にあたっての感染拡大予防ガイドライン」に準拠して感染防止対策がとられ、選手にはマスク着用が推奨されての演武となりました。松浦選手は、10月に開かれる全日本居合道大会の五段の部県代表選手。写真は優勝した松浦選手と草間純市・光明館館長。
第4回講習会
「第4回講習会(伝達講習)真剣に」

第4回講習会(伝達講習)が9月17日、三条市下田体育館で行われ、山間地にもかかわらず35度に迫る猛暑の中、約50人が熱心に受講しました。講話に続いて行われた伝達講習では、7月に栃木県で行われた中央・地区講習会への2名の派遣受講生が配布資料『指導上の留意点』の逐条解説と演武を行い、質疑応答を行って理解を深めました。午後からは、6月2日改正の「居合道試合審判規則並びに細則」などの解説と実技の講習が行われ、改正点を周知。そのあと、「指導上の留意点」を確認しながら全剣連居合12本の実技講習が行われました。
 講習会終了後には、全国大会、関東甲信越大会の選手を中心に強化練習が行われ、厳しい暑さをものともせず緊張感にあふれた練習が続きました。
新潟県居合道大会
「4年振り本格開催 新機軸も
   第62回新潟県居合道大会

第62回新潟県居合道大会が9月10日、柏崎市武道館で開かれ、小学生を含む63人の剣士が覇を競いました。
 大会は、コロナ禍で中止1回、変則開催2回を経て本格大会としては4年振りの開催。当日は、開催地・柏崎市の櫻井雅浩市長、本間敏博・柏崎市スポーツ協会会長、岡田裕・柏崎剣道連盟会長を来賓にお迎えし、櫻井市長からは「居合道という伝統文化の継承は大切。会員には外国の方もいるということで新しい広がりも感じられます。皆さんの健闘を期待します」と激励の言葉をいただきました。
 開会に先立って居合道部会表彰が行われ、長年部会の発展に貢献された4人に功労賞が、またこの1年間に行った7回の講習会すべてに参加された16人に皆勤賞が贈られました。
 続いて行われた公開演武では、@10月に行われる全日本居合道大会の県代表選手(七段・大西伸和 六段・草間大介 五段・松浦斉範)が気迫のこもった演武を、A新潟県剣道連盟杖道部会の先生方が裂帛の気合とともに見事な演武を披露されました。
 「第8回段別選手権」として行われた試合では、今回から「選手が1回でも多く試合ができるよう」にと「予選リーグ戦―決勝トーナメント戦」方式の新機軸を取り入れ、従来を倍する熱気と緊張感が漲る試合風景となりました。試合のあと行われた段別個人演武では、古流居合の推奨を図って、例えば六・七段は古流5本(夢想神伝流初伝2本・中伝1本・奥伝座技1本・同立技1本)と全剣連居合2本の計7本を演武するなどし、各段の優秀賞・優良賞が選出されました。最後は、範士の先生お二人による模範演武で締め括りました。
 コロナ禍は依然続いており、ほとんどの選手はマスクを着用しての出場でしたが、盛りだくさんの内容で4年ぶりの「丸一日、居合漬け」を満喫しました。写真は、上・開会式、下左・杖道演武、下右・各段優勝者。試合結果は大会成績ページ、部会表彰者は会員の部屋ページに掲載

「全国見据え気合こもった強化練習」

全日本居合道大会、関東甲信越居合道大会の県代表選手が7月に決定したのを受けて8月20日、選手ら18名が参加して妙高市総合体育館(はねうまアリーナ)武道場で強化練習会が行われました。
県内は連日、気温40度に迫って全国最高気温観測点が続出する中、空調完備の武道場では、気合のこもった練習が行われました。新型コロナ対策、熱中症対策を怠ることなく、抜き付け、切り下ろしなど基本練習を中心に「45分練習―15分休憩」を繰り返し行い、手応えを確かめました。
 強化練習会はこの後さらに9月に2回行い、10月の全国大会には万全の態勢で臨みます。
特別講習会
「全剣連居合を古流の心で・・・
   猛暑つき特別講習会46名受講


令和5年度特別講習会が8月6日、草間純市範士を講師にお迎えして聖籠町町民総合体育館で開かれ、46名が受講しました。
特別講習会は、五段以上の会員と全国・関東甲信越大会の選手・補員、強化対象者を対象に行われたもので、先月、栃木県で行われた中央・地区講習会の内容を踏まえて、全剣連居合と古流居合(夢想神伝流)の技や刀法の関連、対敵動作の想定と武道としての合理性などを主眼に、全剣連居合の「進化」と「深化」の指導が行われました。
この日は、外気温が35度を超え、熱中症警戒アラートも発せられる中、「体調異常を感じる前に対応を・・」という草間講師の指示によって全員無事に講習を終えることができました。
第3回講習会と公認審判員認定審査会
第3回講習会、公認審判員19名認定
 全国、関東甲信越大会の選手決定


第3回講習会と公認審判員認定審査会が7月17日、新潟市北区・葛塚小学校体育館で行われ、最高気温33度の猛暑の中54名が参加し、19名が公認審判員の認定を受けました。終了後に行われた全日本居合道大会と関東甲信越居合道大会の選手選考会では、選ばれた選手に対して県代表選手としての自覚を持って大会まで十分な準備をするよう訓示がありました。
講習に先立って行われた居合道講話では、熱中症対策の徹底とともに「健康管理を十分に行うことが、居合道を続けていくうえで一番大事」と強調され、十分な水分補給と適度な休憩に留意するよう指摘されました。午前中は審判講習が行われ、認定審査受審者が模擬試合を審判、「試合者に負けない気魄で審判するように」などの指導が行われました。午後の認定審査会では、A 級(六段)5名、B級(五段)10名、C級(四段)4名が認定を受け、修了証を授与されました。全剣連居合の全体講習では、1本目から12本目まで各技のポイントが解説され、全員で演武し、確認。
 全国大会、関東甲信越大会の選手は、既に8月から3回の強化練習会が組まれており、早くも大会モードに入りました。全国、関東甲信越大会の選手名は<会員の部屋>ページに掲載。写真は、認定審査。
全国各流居合道さくらんぼ大会
「山形大会に22名参加
無初段・相場(結)優勝、三段・堀3位、四段・渡邉2位


居合始祖神 林崎甚助重信公生誕481年 第16回全国各流居合道さくらんぼ大会が6月25日、山形県・村山市民体育館で開かれ、県内から22名が参加、無初段の部で小学生の相場結妃香選手(三条)が優勝、三段の部で堀英隆選手(光明館)が3位、四段の部で渡邉貴穂選手(新潟)が2位など健闘が光りました。
段別個人試合は、無初段から七段まで2人制のトーナメント方式で行われ、居合発祥の地らしく抜き本数5本のうち古流4本、全剣連居合指定技1本に迫真の演武が繰り広げられました。また、前日24日には、範士八段講師による全剣連居合を主とした特別講習会が行われました。写真は、上・県出場選手たち、下左・小学生2人で出場した相場さん姉妹、下右・地元テレビ局・Nスタやまがたの優勝インタビューに応える相場結妃香選手。 成績は<大会成績>ページに掲載
東北日本居合道大会
「四段・渡邉貴穂選手(新潟)が優勝
4年振り開催の東北日本大会に645名


第47回東北日本居合道大会(光明館武道場主催)が6月11日、燕市・分水総合体育館で開かれ、四段の部で渡邉貴穂選手(新潟)が見事優勝に輝きました。コロナ禍で元年度43回大会を最後に3年間中止が続いていましたが、4年ぶりとなった大会では、北海道から沖縄まで全国640名の剣士が一堂に会して覇を競い、「交剣知愛」を確かめ合いました。
大会では、草間純市大会会長(光明館武道場館長)が、「豪快にして優美なる居合を心掛けてください」とあいさつ。特別公開演武として、夢想神伝流位取り、夢想神伝林崎重信流詰合、水?流組居合・杖術・薙刀術・併伝正木流鎖鎌術が披露されました。演武・試合には、範士八段18名、教士八段44名、七段148名、六段120名、五段89名、四段61名、三段48名、二段48名、初・無段47名がエントリーし、万全のコロナ禍対策が取られる中、久々に静かで熱い戦いが繰り広げられました。
大会前日の10日に開かれた特別講習会では、範士八段を講師にグループ別の指導が4時間にわたって行われ、貴重な経験を積むことができました。
県選手の大会成績は「大会成績」ページに掲載。
講習会
「講師と受講生が一対一でチェック」

7月21日に栃木県で行われる「居合道七段および六段審査会」に向けて、受審者講習会(模擬審査形式)が5月28日、聖籠町町民会館・体育館武道場で開かれ、来年11月までの受審予定者を含めて7名が受講しました。
今回から審査時の服装が「剣道着または居合道着・袴」に指定されたことから全員が居合道着で受講、着慣れた服装で伸び伸びとした演武が見られました。模擬審査形式では、八段講師と受講生が一対一で指定技6本を2回演武してチェックし、アドバイスを受けました。その後、受講生は3つのグループに分かれ、それぞれに八段講師がついて詳細な指導を受けました。写真は模擬審査風景。
講習会
2回講習会に82名、一級合格17名

今年度第2回講習会と審査会が連休最終日の5月7日、新潟市・西総合スポーツセンターで開かれ、82名という最近にない大勢が参加しました。コロナウイルス感染症の位置づけが「5類」に移行する前日ながら引き続きマスク着用の講習会・審査会となりました。
 講習は、午前・古流(夢想神伝流)、午後・全剣連居合が行われ、五段以上を対象にした古流(奥伝)と全剣連居合の講習では、八段講師の指導の下、十数名の七段全員が元立ちとなって真剣な演武が行われ、高齢者には少しハードな講習となりました。
 審査会では、一級に17名が合格し、初段から五段まで14名が入・昇段を果たしました。写真は、上・古流講習、下・一級審査の一コマ。
講習会
「第1回講習会と強化選手選考会」

5年度第1回講習会と強化選手選考会が4月23日、加茂市・下条体育センターで行われ、コロナ禍第9波も懸念される中、49名が参加して新年度のスタートを切りました。講習会は、午前が全剣連居合、午後は古流・夢想神伝流を三段以下(初伝・大森流)、四・五段(中伝・長谷川英信流、)、六・七段(奥伝)に分かれて、対敵動作に主眼を置いた指導が行われました。
強化選手選考会では、三段以下5名、四段2名、五段4名、六段6名、七段3名の計20名が選抜されました。5月には、当日欠席者などを対象に追加選考が行われる予定。写真は古流講習会の一コマ。選抜された強化選手は<会員の部屋>ページに掲載。
講習会
「五段・松浦=準優勝=六段・野」

第60回全国居合道高知大会が4月23日、高知県・南国市スポーツセンターで開かれ、五段の部で松浦斉範選手(光明館)、六段の部で野舞選手(柏崎)が共に準優勝という見事な成績を上げました。大会は、四国のみならず関西を中心に全国から約600名の選手が出場する四国屈指の規模。写真は大会を終えた県選手たち。結果は<大会成績>ページに掲載。
福島・第3回段別無差別居合道大会
福島・第3回段別無差別居合道大会  野選手(柏崎)が敢闘賞 」

第3回段別無差別居合道大会が3月26日、福島市南体育館で開かれ、1都10県から古流6流派62名の選手が出場、新潟からも7名が参加し、高野舞選手(柏崎)がベスト8で敢闘賞を獲得しました。段別無差別試合はほとんどの選手が初体験ということもあり、戸惑いと期待が交錯しながらの真剣な試合が繰り広げられました。
初段と七段の試合では、選手が開始線に立ったときに主審がそれぞれの選手の指定技を発表。初段は「全剣連居合自由5本」、七段は「全剣連居合12本・古流(初伝・中伝・奥伝)の中から5本指定」が告げられ、「始め」の宣告。結果は、七段の指定技間違いで初段の勝ち。また、三段「全剣連居合12本・古流(初伝)の中から5本指定」と六段「七段と同じ指定」の試合では2対1で三段が勝ちました。
段位無差別は武道本来の姿とも言え、試合の度にその選手の指定技が変わるという、高段者にとっては厳しいハンディはあるものの、居合道の新しい可能性を伺わせる大会でもありました。写真は試合を終えた本県選手たち。大会結果は「大会成績」ページに掲載。
第7回講習会・審判講習会
「第7回講習会55名が受講 審判認定23名」

令和4年度最後の行事となる第7回講習会・審判講習会と公認審判員認定審査会が2月19日、新潟市・新津武道館で行われ、55名が受講し、23名が公認審判員に認定されました。
冒頭、12月と2月に亡くなった会員2名を悼み、全員で黙祷。講習会では、全剣連居合の全体講習と段別講習がおこなわれ、六・七段講習では、指導者としての心構えや、「受け流し」の示範の方法などが示されました。午後からは審判講習。三段以下による模擬試合に対する審判実技では、正しい姿勢、明瞭な発声による明瞭な判定が強調されました。認定審査では、A級(六段)8名、B級(五段)7名、C級(四段)8名が合格、修了証が授与されました。写真は講習風景
関東甲信越居合道大会
「関東甲信越大会―団体5位と13位
七段の部で古田選手が準優勝」


第26回関東甲信越居合道大会が1月14日、東京武道館で開かれ、団体戦でAチームが5位、Bチームが13位となったほか、七段の部で古田規子選手(豊栄)が準優勝しました。また、個人演武では、二段の部で後藤恵子選手(上越)と六段の部で高野舞選手(柏崎)がともに優秀賞に輝きました。1都9県を対象に行われる大会は、今回から各都県はじめ東京都各地区の出場枠がこれまでの1チームから2チームに拡大され全37チームが参加、優勝まで6試合を勝ち抜かなければならないという全国大会並みのハードさ。その中で、県代表選手6人は、準優勝1人、3回戦惜敗4人、2回戦惜敗1人と健闘。個人演武では、六段以下各段に6人が出場、2人が優秀賞に選ばれました。会場では、久々に刀剣店が店開きして賑わいました。写真は、大会終了後全員で。大会結果は、<大会成績>ページに。
「新津―新年奉納演武で武道精進祈願」

新津支部は元旦、会員ら8名が参加して地元・堀出神社で恒例の新年奉納演武を行い、新しい年の武道精進を祈願しました。堀出神社は新津総鎮護として1573年に建立された由緒ある社。神社での元旦奉納演武は、支部結成当時から約40年続く伝統行事です。拝殿で行われた奉納演武は、支部を代表して高橋望五段が古流3本と全日本剣道連盟居合2本を奉納。参加した会員は、お祓いを受け、お神酒とお供物をいただいて新しい年のスタートを切りました。
新年初稽古会
「豊栄―緊張感ある新年初稽古会」

豊栄支部は8日、山形・林崎居合神社からいただいた「居合大明神」の掛軸を前に、会員ら8名が参加して新年初稽古会を行い、新しい年への決意を新たにしました。ホームグラウンドともいうべき豊栄武道館が床張り替え工事で昨年8月から使えないため、長浦コミュニティセンターで開催。参加者には、一週間後の1月14日に東京で行われる関東甲信越居合道大会の県代表選手が2名加わっていたため、神前に拝礼し、全日本剣道連盟居合を全員で演武した後、早速自由稽古に切り替え、新年早々緊張感のある稽古となりました。写真は上・神前拝礼、下左・演武、下右・祭壇
居合道段別選手権試合
「寒風ついて第6回講習会と段別選手権試合」

第6回講習会と第7回居合道段別選手権試合が12月4日、寒風をついて長岡市・市民体育館アリーナで行われ、70名が参加して今年最後の汗を流しました。講習に先立って、11月27日に東京で行われた審査会で見事六段に合格された5名が披露されました。午前の講習では、講話に続いて、八段講師による全剣連居合の全体講習と段別講習がおこなわれ、中で六・七段に対しては「示範居合と指導居合」の区別と自覚が必要と指導。午後からは初・無段から七段まで60名が出場して段別選手権試合が行われ、一年の成果をかけて覇を競いました。初・無段、二段など初級者部門の出場が少ないことが課題とされたものの、一年の成果と新しい年への決意を確かめました。写真は、上・全体講習、下・各段優勝者。試合結果は<大会成績>ページに掲載
第5回講習会と審査会
「謙信公武道館で講習会・審査会」

コロナ禍第8波が懸念される中、万全の感染防止対策をとりながら第5回講習会と審査会が11月20日、上越市・県立武道館(謙信公武道館)で開かれました。会場は、昨年7月に中央・地区講習会が開かれたところ。会員の大半がスタッフとして駆け回ったところだけに、1年半ぶりの道場に立って感慨も一入。講習に先立って、全日本剣道連盟「有功賞」受賞が決まった品田賢一郎さん(柏崎)に顕彰状とメダル、有功賞バッジ(新潟県剣道連盟贈呈)が伝達されました。また、10月の全日本居合道大会で団体3位に輝いた県代表3選手と監督に、賞状の複製と楯が手渡されました。
講習会は60名が参加。広々とした大道場で、午前は、講話の後、段別に分かれて古流(夢想神伝流)初伝・中伝・奥伝の指導を受け、午後は、全剣連居合の全体講習と、受審者と段別に分かれての講習が行われました。
 講習終了後に行われた審査会では、一級から五段まで18名が昇級・昇段。写真は、上・講習全景、下・複製賞状と楯を掲げる選手たち。
凌雲館居合道富山大会
「3年振り、凌雲館大会に県内20名」

第28回凌雲館居合道富山大会が11月13日、富山市・大山社会体育館で開かれ、県内から20人が参加して健闘しました。大会は、万全のコロナ感染対策をとって3年ぶりの開催となり、北陸、関東、中部、関西から約120名が参加、久しぶりの交剣知愛を確かめました。前日には4時間に及ぶ講習会も開かれ、「凌雲館大会完全復活」を印象付けました。県内からは20名が参加、無段の部に出場した相場姉妹(三条)が二位、三位に入ったのを始め、健闘が光りました。試合結果は、<大会成績>ページに掲載。写真は、県内選手団。
七段指導者講習会
「指導者は、月を輝かせる太陽たれ
―七段指導者講習に10名受講


七段指導者講習会が11月6日、新潟市江南区の亀田総合体育館剣道場で開かれ、若手七段を中心に10名が受講、指導者としての心構えの講話と、指導に際しての留意点の指導を受けました。講話では、「指導者(太陽)は指導するだけでなく、どうしたら指導される人(月)が上手くなれるか(輝けるか)を常に考えていることが大事」とされました。実技では、一本目「前」の、抜き付けから振りかぶり、切り下ろしという一連の運剣について繰り返し指導が行われ、続いて「受け流し」「柄当て」「諸手突き」「四方切り」各技の指導に当たっての留意点が、八段講師3名による個別指導に近い形で指導されました。写真は講話風景。
全日本居合道大会
「団体3位、六段で草間選手が優勝
―全日本居合道大会


第57回全日本居合道大会が10月8日、東京武道館で開かれ、新潟県チームは、六段の部個人試合で草間大介選手(光明館)が優勝、団体試合でも3位と大健闘しました。団体試合では、新潟県と千葉県がともに9.27点で並び、七段選手による2位決定戦の結果、惜しくも敗れて3位となったもので、「旗1本」の重みを改めて痛感させられた大会となりました。団体試合はこれで、中止となった55回大会を挟んで5大会中4大会で2位または3位という「あと一歩」が続いています。

 五段の佐藤衛選手は2回戦で惜敗したものの、六段・草間選手は決勝までの6試合中5試合で3対0という盤石の試合を展開、七段・大西伸和選手は3回戦で、優勝した原田渡選手(神奈川)に1対2で惜敗と健闘しました。写真は、団体三位の新潟県チーム、前列中央は六段の部で優勝した草間大介選手。
受審者講習会
「受審者講習で入念なチェック」

11月27日に東京で行われる七・六段審査会に向けて受審者講習会(模擬審査形式)が10月2日、聖籠町・町民体育館柔剣道場で行われ、受審予定者8名が、講師の八段3人による厳しいチェックと入念な修正に気を引き締めました。講習では、@着装と作法・礼法のチェック、A指定技6本の演武2回と講師アドバイス、B指摘事項の修正を主眼とした自由練習――が行われ、自由練習では、八段講師が受講生2、3人を担当するほぼマンツウマン状態での濃密な指導が行われました。写真は、緊張感に満ちた受審者講習風景。
県居合道大会(紅白対抗試合)
「2年連続で紅組優勝―県居合道大会」

第61回県居合道大会(紅白対抗試合)が9月25日、新潟市・新津B&G海洋センター体育館で開かれ、2年続けて紅組が優勝しました。コロナ禍の感染高止まりが続く中、感染防止対策の一環として昨年に続いて紅白対抗試合での実施。無段・初段から七段まで段位取得順に紅白に分かれての対抗戦。今年は50名が出場して25試合が行われ、紅組14勝―白組11勝で2年続けての紅組優勝となりました。旗数2対1の接戦が6試合という白熱した演武が続くなか、小学生の姉妹対決や夫婦対決といった微笑ましい組み合わせも出現しました。優勝した紅組の選手代表・8歳の少女剣士に優勝杯が手渡されました。

大会では、10月8日に東京で行われる全日本居合道大会の県代表選手3人の公開演武、新潟県剣道連盟杖道部会の4人の先生による公開演武が行われ、最後に2人の範士八段による模範演武で締めくくりました。閉会式では、勝者には優良賞(刀油)、敗者には敢闘賞(カラフルな注染め手拭い)が贈られ、大会を支えたスタッフにも記念品が贈られました。

大会終了後、全日本居合道大会に向けた最後の強化練習が行われました。写真は、一瞬だけマスクを外した優勝・紅組(上)と白組(中)の選手たち、(下)は杖道演武。 試合結果は後日掲載。
第4回講習会
「伝達講習に50名参加 強化練習追込み」

第4回講習会(伝達講習)が9月18日、三条市・下田体育館で行われ50名が参加しました。伝達講習は、7月に山梨県で行われた中央・地区講習会を受けて行われたもので、講習会資料「全日本剣道連盟居合『指導上の留意点』」の内容伝達がメイン。講習では、受講生として派遣した2名の講習生が報告・演武。「指導上の留意点」を逐条的に解説し、留意点を繰り返し演武して理解を深めました。さらに、全体演武でも丁寧な指導が行われ、上級者・中級者・初級者といった受講者の力量に合わせた留意点の解説が行われました。

講習が終了した午後3時からは、10月8日に迫った全日本居合道大会に向けて、強化選手による試合練習が行われ、強化担当者からは「気魄が足りない!」「自分の長所に自信を持て!」など叱咤激励の声が掛けられました。写真は、上・伝達講習、下、試合練習の一コマ。
強化練習
「全国・関東選手らが強化練習―大会まで1月半」

全国大会、関東甲信越大会の選手ら24名を対象に、強化練習が8月21日、新潟市・舞平清掃センター付属休憩所体育館で行われました。コロナ禍以前は毎年、山籠もりの強化合宿で最後の追い込みに入っている時期。今年は合宿こそできませんでしたが、空調完備の体育館で、10月の全国大会に向けて改めて気を引き締める一日となりました。強化では、コロナ禍で不足しがちな練習量を補うとともに、試合勘を養うことや、自分の長所を見極めて自信を持つことなどを目標に、講師・監督による集中指導が行われました。感染防止対策では、3密回避や手指の消毒、黙食はもとより、全員で掛け声をかけながら行う基本練習も無声で行うなど徹底した対策をとりました。写真は、会場長辺を往復する基本練習風景。
第3回講習会
「全国・関東大会の選手決定―第3回講習会」

第3回講習会が7月18日、新潟市・葛塚小学校体育館で行われました。新型コロナウイルスの変異株・BA5による感染急拡大直前のタイミングとなりましたが、感染防止対策をとりながら50名が参加しました。講習では、7月2・3日に山梨県で開かれた中央・地区講習会でのポイントを2名の派遣受講生が演武・解説したのに続いて、全体で演武。この後、「一級合格から初段受審まで最低6ヶ月の修業期間を設ける」という初の試みの一環として「一級審査」のみを独立して実施し、午前の部を終了。午後からは、審判講習と公認審判員認定審査を実施、18名がそれぞれA級(六段)、B級(五段)、G級(四段)の認定証を授与されました。講習会終了後に行われた選手選考会では、10月8日に行われる第57回全日本居合道大会と来年1月予定の関東甲信越居合道大会の選手・補員が決定しました。(選ばれた選手は<会員の部屋>ページに掲載) 写真は公認審判員認定審査風景。
さくらんぼ大会
「3年ぶり開催に300余名が熱戦
   ―居合道さくらんぼ大会」


コロナ禍で2年続けて中止となっていた第15回全国各流居合道さくらんぼ大会が6月26日、山形県村山市・村山市民体育館で3年ぶりに開催され、全国から300名を超える剣士が出場しました。真剣な演武が繰り広げられる会場のそこここでは、旧交を温める「交剣知愛」の風景も。新潟県からは段外から七段まで約20名が出場し、段外の部で小学生の相場結妃香さん(三条)が見事優勝を飾りました。県内選手の大会成績は大会成績ページに掲載。大会では、全国の小学校で唯一居合道クラブがある市立楯岡小学校の5名の剣士が公開演武を披露し、大会再開を盛り上げました。
特別講習会
「高段者の居合とは・・・特別講習会」

4年度居合道特別講習会が5月29日、聖籠町総合体育館で草間純市範士を特別講師にお迎えして行われ、五段以上の会員と強化選手合わせて42名が受講しました。
始めに講話があり、危険防止の徹底と、「試合に勝つためには勝つための準備が必要」との勝負の要諦が話されました。
実技講習は、午前が全剣連居合、午後は古流(夢想神伝流 初伝・中伝・奥伝)の指導が行われ、草間特別講師が示範しながら一本一本丁寧に指導されました。特に、全剣連居合では、「初心者に指導するときの居合と高段者として演武するときの居合は異なる」とのアドバイスがあり、技の成り立ち、刀法・操法、体捌き・足捌き、手の内などを考えながら修業することが大切だとされました。古流では、全剣連居合との違い、間と間合いの重視――などが指導され、改めて「居合とは・・・」に気付き、考えさせられる講習となりました。写真は、示範する草間特別講師の演武に見入る講習風景。
講習会・審査会
「元全国大会会場で講習会・審査会」

今年度第2回目の講習会と第1回審査会が5月8日、新潟市東総合スポーツセンターで行われ、70名が参加しました。この会場は、平成22年に第45回全日本居合道大会が開かれたところ。選手と係員が一丸となって大会に臨み、24年振りという団体優勝を飾った思い出の地。当時初段で大会を支えた人たちも今は五段になり、その時の代表選手の一人は5月に範士に昇格してともに新潟県居合道を牽引する立場になっています。開会あいさつでも、「12年前を思い出して感慨深い」とお話がありました。
講習では、「明日のために今日の目標を立てよう」と講話があり、午前は古流(夢想神伝流)の段別講習、午後は全剣連居合の全体と段別講習が行われました。全剣連居合の全体講習では特に、対敵動作に求められる刀法、体捌き、足捌きのポイントが詳細に解説されました。講習会終了後の審査会では、初段から五段まで14名が入・昇段を果たしました。写真は、会場外観と講習風景
第1回講習会
「ウイズ・コロナ 3年ぶりに加茂で講習会」

令和4年度部会事業のスタートとなる第1回講習会が4月24日、加茂市・下条体育センターで開かれ、58名が参加して全剣連居合と古流(夢想神伝流)の講習が行われました。
加茂市での開催は3年ぶり。過去2回はコロナ禍で感染者が急増したり会場閉鎖などで中止になっており、今回も全県で連日500人を超える感染者が出る中での緊張した講習会となりました。3密回避、手指の消毒など基本的感染防止対策はもとより、休憩時や昼食時は支部ごとの定位置で「待機」「黙食」の徹底が図られ、「講習会継続には、みんなで感染防止の徹底が不可欠」というウイズ・コロナの手応えをつかむことができました。講習会では、講話に続いて全剣連居合の全体講習・段別講習、古流の段別講習が行われました。講習会終了後、強化選手選考会が行われ、育成枠の小学4年生一人を含め28名が選ばれ、全日本居合道大会、関東甲信越居合道大会に向けて強化練習が始まります。
選考会後、「コロナ禍でこの二年間思うように稽古ができないと心配していましたが、みなさんの演武を見てしっかり稽古ができていることに感心しました」との講評が述べられました。例年、大量の鯉のぼりが川を埋め尽くす会場周辺は、桜が散り、はなみずきの淡いピンクと白い花が満開の春真っ盛り・・・。
写真は、上段・全体講習、下段左・段別講習、下段右・「密接注意」
特別講習・段別選手権試合
「特別講習と段別選手権で一年締め括り」

令和3年度居合道特別講習会・第5回講習会と第6回居合道段別選手権試合が12月5日、長岡市・市民体育館武道場で行われ、コロナ禍に揺れたこの一年、有終の美を飾ることができました。
 特別講習会は7月に上越市・謙信公武道館で行われた全剣連の中央・地区講習会を受けて当初8月に予定され、コロナ禍の拡大で再度10月に延期されていたもの。第5回講習会と合わせて行われたことから初段・段外から八段まで75名が受講しました。講習会では、草間純市範士を特別講師に迎え、全剣連「倫理に関するガイドライン」について詳細に解説、特に「指導者」とされる六・七段の称号受有者に対して、指導に当たってはパワーハラスメント、セクシャルハラスメントに最大の注意を払うよう強く要請されました。また、居合道部会長でもある草間講師は、問題が発生した場合に対処するため、早急に倫理委員を設置する方針を示されました。講話に続いて行われた実技講習では、切下ろしの手の内を丁寧に示範された後、段別演武で成果を確認しました。
 午後から行われた第6回居合道段別選手権試合には、初段・段外から七段まで61名が出場。コロナ禍で中止となった昨年の分を取り戻すかのような熱気溢れる大会となりました。写真は、上・特別講習、下・段別選手権試合の各段優勝者。段別選手権試合の各段入賞者は<大会成績>ページに掲載。
七段指導者講習
「七段指導者講習―基本の基本をみっちりと」

七段指導者講習が11月21日、新潟市・豊栄武道館で開かれ、20名が参加、「基本の基本」を2時間受講しました。今回は、全日本剣道連盟居合「一本目 前」に絞って、着眼点7項目を詳細に講習。「抜きつけのとき、なぜ、充分に鞘引きをするのか」「左の耳にそって、後ろをつく気持ちで振りかぶるのはなぜか」「振りかぶった切っ先は、なぜ、水平より下がってはいけないのか」「間を置くことなく切り下ろすのはなぜか」「切り下ろした切っ先がわずかに下がっているとはどういうことか」「血振りの正しい体勢とはどういうことか」「正しい納刀とはどういうことか」など、日ごろ何気なく指導している事柄だけに、講師の問いかけにたじたじとする場面もあり、指導者として改めて気を引き締める講習となりました。
講習会
「柏崎で第5回講習会と第2回審査会」

3年度第5回講習会と第2回審査会が11月7日、柏崎市武道館で行われました。コロナ禍が小康状態となって2年ぶりの秋の行楽シーズン真っ只中の、小春日和のこの日、日本海の心地よい風を受けながら57名が参加し、11名が入・昇段を果たしました。
講習は、午前中が古流(夢想神伝流)、午後は全剣連居合。古流の講習では、四段以下が初伝・大森流、五段以上が中伝・長谷川英信流。いずれも座技がほとんどなだけに高齢者には少し応える講習となりました。午後からの全剣連居合では、講習会終了後に審査会を控えていることから、受審者と非受審者に分かれて受講。非受審者グループでは体捌き、足捌き、剣捌きなど基本技術を中心に行われました。審査会では、例年に比べ受審者が少なくかったものの、初段から四段まで11名が合格しました。写真は、講習の一コマ。
4回講習会
第4回講習に49名参加 全国選手を称揚

今年度第4回講習会が10月24日、新発田市・カルチャーセンターで開かれ、49名が参加しました。当初9月に予定していた同講習会は、県内でもコロナ禍第5波が拡大する中で延期されていたもの。講習に先立って、全日本居合道大会で団体総合二位の見事な成績を上げた選手・監督に盾と賞状複製が手渡され、健闘を称えました。午前中は、全国大会で七段の部・優勝を果たした大西伸和選手をモデルに、全剣連居合12本の着眼点やポイントを確認。講師からは、「『動作』だけでなく『要義』」を読み解いた居合が大切」とのアドバイスを受けました。午後からは、再び大西選手をモデルに夢想神伝流初伝・大森流を演武・解説した後、七段受講生が元立ちとなって全員で大森流を繰り返し演武。翌日には全国のコロナ禍警戒宣言が解除されることもあって、これまでのうっ憤を晴らすかのように思い切り汗をかいた講習会となりました。写真・上は盾と賞状の伝達、下は講習風景。
第56回全日本居合道大会
2大会連続の団体総合2位
七段優勝 六段準優勝――居合道全国大会」


第56回全日本居合道大会が10月9日、東京武道館で開かれ、県選手団は団体総合2位、段別個人試合で六段の部・準優勝、七段の部・優勝と堂々の成績を上げました。団体総合2位は2大会連続、ここ10回の大会のうち一けた台の順位が8回と安定した成績を残しています。
大会は、令和2年の第55回大会がコロナ禍で中止となったため2年ぶりの開催。大会2日前の7日夜には東京、埼玉を震源とする震度5強の地震に見舞われ、「もしや・・・」という思いが一瞬頭をよぎる中での開催となりました。それでも全国から約140名の代表選手と演武出場者を合わせて約400名の剣士が参加し、コロナ対策の大会運営も奏功して見事な大会となりました。
新潟からは、選手・役員合わせて10名が参加。前日には武の神「香取・鹿島」の流れをくむ葛飾区亀有にある「亀有香取神社」に参拝し必勝を祈願して大会に臨みました。47都道府県対抗の段別優勝試合では、五段の部で佐藤衛選手(光明館)が2回戦惜敗となったものの、六段の部で草間大介選手(光明館)が準優勝、七段の部で大西伸和選手(柏崎)が優勝と見事な成績を上げ、総合では神奈川県に次いで2位となりました。写真は、上・開会式、下左・県選手団、右・亀有香取神社。
居合道七・六段審査会
「七・六段審査に向けて受審者講習」

11月7日に東京都で行われる居合道七・六段審査会に向けて10月3日、新潟市豊栄武道館で模擬審査形式の受審者講習が行われました。講習前半は、八段講師を審査員に模擬審査形式の演武。講習生は審査当日と同じ着装で一人ずつ全剣連居合6本を2回演武し、各自のチェックシートに指導事項を記入していただいた。後半は、稽古着に着替えて自由稽古を行い、指導事項を重点に演武し、八段講師から詳細なアドバイスを受けた。講習は、4年度受審予定者も対象としており、今回は、9名が受講。写真は、模擬審査風景。
第60回新潟県居合道大会
「2年ぶり県大会に62名参加」

コロナ禍で2年ぶりとなる「第60回新潟県居合道大会」が9月23日、新潟市鳥屋野総合体育館で開かれました。一週間前まで出ていたコロナウイルス感染防止の県特別警報で体育館など公共施設が閉鎖され、警報延長の可能性もあったため、直前まで開催が危ぶまれていました。そういう心配の中にあってそれでも62名が参加し、50名が紅白対抗形式で試合を行い、事故もなく、練習不足の懸念も杞憂に終わる力強い演武が展開されました。
大会は、3密回避を最優先に、試合方法を紅白対抗段別個人試合として実施、選手・係員の移動を極力少なくする方法で行いました。開会式では「無声での国家“斉唱”」や「距離をとっての“選手宣誓”」、閉会式では「無声での“万歳三唱”」などこれまでと違った試みも取り入れました。写真は、上・開会式、下・試合風景
講習会
「今年度初の講習会に40名」

本来なら今年度第3回目となる講習会が7月22日、新潟市・葛塚小学校体育館で約40名が参加して開かれました。4、5月の講習会はコロナ禍で中止となったことから、実質今年度1回目。全体講習では、八段講師の指導で全剣連居合12本と、審判講習−試合審判規則による座学および模擬試合を行っての審判実技が行われました。講習終了後は、A級(六段)、B級(五段)、C級(四段)の認定審査が行われ、17名が修了証を授与されました。(写真は全体講習の一コマ)
審査会
「謙信公武道館で審査会と中央・地区講習会」

全日本剣道連盟主催・新潟県剣道連盟主管の居合道七・六段審査会と中央・地区(新潟県)講習会が7月2、3・4日、上越市・県立武道館(謙信公武道館)で開かれました。主管県の居合道部会として、前日準備を含め4日間で延べ約170名の会員が運営に当たりました。(写真上−謙信公銅像と武道館外観 下左−地区講習 下右−審判講習)
「万全の防止策で審査会、19名が入・昇段」

5月16日に新潟市・鳥屋野総合体育館で予定されていた3年度第2回講習会および昇段審査会と、7月予定の全剣連審査会・地区講習会(新潟県)の実行委員会は、コロナ禍の拡大傾向が続く中、審査会以外はすべて中止となりました。審査会は、受審者と係員以外は会場への立ち入りを禁止し、受付にはスタンド型飛沫防止フィルムを設置。受審者は手指を消毒し、ソーシャルディスタンスを確保しながら申請手続きを行ってイス席で待機。審査終了後は、速やかな結果発表、速やかな退出を行って3密回避を徹底し、使用した机、イスの消毒を行って審査を終えました。審査前の練習もできない受審者にとっては厳しい条件下で、審査結果は初段から五段まで19名が見事入・昇段を果たしました
居合道七・六段受審者講習会
「受審者講習に16名が受講」

令和3年度部会事業のトップを切って4月4日、聖籠町総合体育館で居合道七・六段受審者講習会が開かれました。16名が受講し、今年7月に上越市の県立武道館(謙信公武道館)で開かれる全日本剣道連盟の居合道七・六段審査会に向けて、一段と強い意気込みが感じられる講習会となりました。講習では、作法・着装・全剣連居合12本の技前をチェックする模擬審査形式の演武と、そのチェックリストを基に八段講師による個別指導を受けるも
第7回講習会
「良い審判が良い試合をつくるー第7回講習会」

コロナで明け、未だ終息の見えない令和2年度の最後の事業となる第7回講習会が2月21日、新潟市・新津武道館で行われ、約50名が参加しました。3密対策として午前(四段以下)と午後(五段以上)の2部制で行われた講習は、内容を審判講習に特化。各部2時間30分にわたって「良い審判が良い試合をつくる」との気魄で、「勝敗の判定基準」の入念な読み合わせ、入退場、旗の上げ下ろし、宣告など座学、実地ともに真剣に取り組みました。講習とともに公認審判員認定審査も行われ、A級(六段)、B級(五段)、C級(四段)に計19名が認定証を手にしました。写真は、審判旗操作の実技風景。外は、少し前の大雪から一転して、4月上旬を思わせるポカポカ陽気でした。
新年初稽古会
「コロナ禍、豪雪に負けず初稽古会―豊栄」

豊栄支部元旦恒例の新年初稽古会が、今年は豊栄武道館の除菌態勢の都合で1月2日に行われ、前夜からの大雪もあって例年の半分以下の5名が参加しました。10時開始の予定が駐車場の除雪で30分遅れ、神事の後、基本稽古、自由稽古に続いて全剣連居合、初伝大森流、中伝長谷川英信流を抜いて稽古を終了。稽古後の豚汁の振る舞いは中止したものの、神前に供えた『勝栗・昆布・熨斗鮑(?)』をいただいて必勝を期し、新しい年の居合道修業をスタートさせました。写真は初稽古を終えて


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