新潟県 居合道部会では居合や剣道をやったことのない初心者から門下生として、居合道の稽古を行っています。

新潟県 居合道

一般財団法人新潟県剣道連盟 居合道部会の活動


東北日本居合道大会
七段試合に75名 一層の緊張感
   第49回東北日本居合道大会」


第49回東北日本居合道大会(光明館武道場主催 新潟県剣道連盟居合道部会など後援)が5月25日、燕市体育センターで開かれ、北海道から鹿児島まで延べ1,000名を超える剣士が参加して覇を競い、日頃の修錬を披露。今回初めて七段のトーナメント試合が行われたこともあって、会場には終日、静かな中にも緊張感あふれる空気が漂いました。
 前日・24日には、約400名が15会場に分かれて範士八段講師による特別講習が行われ、全剣連居合にとどまらず広く居合道全般に及ぶ内容の濃い講習会となりました。
 25日の大会には約700名が出場。初段以下の部から七段の部までのトーナメント試合と個人演武が行われました。七段戦では、全日本居合道大会出場経験者も多く、75名がエントリーしてハイレベルの試合を展開。
 主催者の草間純市・光明館館長は開会に当たって、「日本刀の操作や刀法の修錬による剣技の優劣を競い合うだけでなく、居合道の特質の一つでもある美の追求の修錬も併せてお願いします」(プログラム)とあいさつ。試合に先立って行われた特別公開演武では、日頃目にする機会の少ない古武術が披露され、夢想神伝流位取り、夢想神伝林崎重信流詰合、兵法二天一流剣術二刀太刀勢法、甲源一刀流剣術、水?流―併伝正木流鎖鎌術・組居合・杖術など実戦を思わせる迫真の演武を会場全体が息を飲んで見守りました。写真は開会式。

現在、県下17の支部に会員約200名が所属しています。
年間の活動は、全会員対象の講習会が4・5・7・9・11・12・2月の計7回、五段以上の指導者講習会が2回、六・七段受審者を対象とした受審者講習会が2回のほか、県大会や強化合宿を行っています。
講習会では、午前、午後単位で全日本剣道連盟居合と古流(夢想神伝流)を行っています。
会員は、ほとんど毎月のように顔を合わせているため、一体感も強く、東日本地区講習会や全日本居合道大会には部会グループでまとまって参加することもあります。

第2回講習会
「講習会80名受講 27名が入・昇段
   第2回講習会と第1回審査会」


7年度第2回講習会と第1回審査会が5月11日、新潟市西区の黒埼総合体育館で開かれました。講習会は80名が受講、午前は全剣連居合の全体講習と段別グループに分かれての指導、午後は、昇段審査を控えて受審者は全剣連居合の丁寧な指導、そのほかは段別グループに分かれての古流の講習が行われました。講習会終了後に行われた審査会では、一級4名、初段8名、二段11名、四段3名、五段1名が入・昇段を果たしました。また、2回目の強化選手選考会が行われ、4月の1回目と合わせて22名が決まりました。
7年度強化選手22名決まる

第2回目の強化選手選考会が5月11日、新潟市西区・黒埼総合体育館で行われ、1回目の選考と合わせて22名の強化選手が決まりました。選手名は<会員の部屋>ページに掲載。
第1回講習会
第1回講習会62名が受講
   第1回強化選手21名を選考」


令和7年度第1回講習会が4月27日、加茂市・下条体育センターで開かれ62名が受講、また新しい居合道修業の1年が始まりました。
 吉田哲夫会長の講話の後、全剣連居合の全体講習が行われ、「刀を振るための体(たい)づくり」を主眼に、一本目「前」で、切り下ろしたときの両膝の正確な角度がしっかりした切り下ろしにつながるな
どの指導が行われました。その後、段別グループによる講習で六・七段は「全日本剣道連盟(解説)」と「指導上の留意点」の表現の相違の確認と探求の大切さが強調されました。午後からは段別グループで古流の講習。
 講習会終了後に行われた1回目の強化選手選考会で21名を選抜、5月に行われる2回目の選考会を経て、7月には全日本居合道大会、関東甲信越居合道大会の県代表選手が決まります。強化選手の名前は、5月の2回選考会の結果と合わせて報告。写真は、強化選手選考会の風景。
全国居合道高知大会
五段松浦選手が準優勝
   第62回全国居合道高知大会」


全国居合道大会の新年度の幕開けとなる第62回全国居合道高知大会が4月20日、高知県・南国市立スポーツセンターで開かれ、五段・男子の部で松浦斉範選手(光明館)が準優勝に輝きました。松浦選手は、60回大会・準優勝、61回大会・優勝に続いて3年連続の上位入賞。
 大会は、四国はもとより関西、中国地方を中心に約600名の剣士が参加する全国屈指の大会。全日本居合道大会の選手も多く出場するなどレベルは高い。

「大阪居合道大会が中止に」

例年12月に行われていた大阪居合道大会が今年度、会場確保のめどがつかず「第67回大阪居合道大会」の開催を中止することが決まりました。県内からも毎年、多くの剣士が参加していただけに残念な結果となりました。中止は前回、「第66回大会」に続いて2年連続。
全国各流居合道九州大会
松浦選手が五段の部2位
   第49回全国各流居合道北九州大会」


第49回全国各流居合道九州大会が3月20日、北九州市総合体育館で開かれ、松浦斉範選手(光明館)が五段の部で2位に輝きました。
 大会には新潟から無段から七段まで選手7名と範士2名が参加、各選手とも健闘が光りました。松浦選手は決勝で、全日本居合道大会五段の部2年連続優勝の愛知県の選手に惜敗しました。桜咲いて時は春。今回から七段トーナメント試合が復活したこともあって、大会は一段と活気に溢れました。
柏崎居合道合宿研修会
居合道シーズンが本格始動
   柏崎合宿に55名参加・立切172本」


柏崎剣道連盟が居合道の普及発展と底辺の拡大強化を目指して毎年この時期に開催する「柏崎居合道合宿研修会」が3月8、9日の両日、柏崎市武道館で開かれ、富山、長野、東京からの参加もあって55名が早春の快い汗を流しました。合宿研修会は、コロナ禍で中止となった3年のブランクを挟んで今年で24回目。今回は特に、昨年八段に昇段された2名を加えて八段7名という充実した講師陣によるハイレベルの研修となりました。
 1日目は、岡田裕・柏崎剣道連盟会長の歓迎の挨拶に続いて、草間純市範士・主任講師による講話の後、段別、流派別に分かれて古流の研修。
2日目は、午前が全剣連居合の総合稽古と、七・八段講師から一対一で7、8回直接指導を受ける「陰陽進言」。午後は段別演武に続いて、恒例の“1時間ノンストップ立切稽古”が行われ、若手七・八段を元立ちに、技と技の間を詰めて全剣連居合と夢想神伝流初伝・大森流を交互に演武し、一人のけがもなく総数172本を抜き切りました。
 気温八度、時折日差しも見える早春らしい穏やかな海辺の武道館で、今年の居合道シーズンが本格スタートしました。前夜“第2道場”での絶品の海の幸と居合道談義が後押ししていることは言うまでもありません…。
講習会・審判講習会と公認審判員認定審査会
「7回講習会と審判認定審査会
      6年度事業が無事終了」


6年度最後の行事となる第7回講習会・審判講習会と公認審判員認定審査会が2月16日、新潟市・新津武道館で行われました。
講習会・審判講習会は57名が受講。八段講師による全剣連居合「留意点」解説の後、七段補助講師3名による四・八・十本目の「鞘放れ」のポイント指導が行われました。審判講習会では特に、旗表示の要領徹底と交代方法に全員で取り組み、「判定」「勝負あり」の元気な声が飛び交いました。
講習会終了後に行われた公認審判員認定審査会では、A級(六段)8名、B級(五段)8名、C級(四段)7名に認定証が手渡されました。
日中の気温が10度に迫ろうかという、この時期としては異例の温暖な日差しの中で六年度事業を無事終了しました。
新年稽古会
「3支部合同で新年稽古会と交剣知愛」

村上、新発田、豊栄3支部合同の新年稽古会が2月2日、豊栄武道館で行われ、女性4名を含む18名が参加して節分の快い汗を流しました。合同稽古会は、かつては「下越」という単一支部だったことによる名残の行事として今に続いているもの。基本稽古、自由稽古、全員演武で2時間の稽古を終え、会場を移して「交剣知愛」にも精を出しました。明日は立春、春はすぐそこ
6年度特別講習会
刀法・操法の基本中心に 新しい試みも
6年度特別講習会45名が受講


五段以上の会員と強化対象者を対象とした6年度特別講習会が1月26日、部会相談役でもある草間純市範士を特別講師にお迎えして、聖籠町総合体育館で開かれ、45名が受講しました。
午前は、全日本剣道連盟居合各技のポイント―抜き付け、切り下ろし、受け流し、納刀など刀法・操法の基本を中心に質・量ともに強化練習を思わせる密度の濃い講習が行われました。
午後からは、講師役の若手七段の指示に従って、全剣連居合3,6,9本目の着眼点の達成度確認を主目的に、2人一組となって交互に「演武―達成度評価―修正演武」を繰り返し行うなど、“一方通行”になりがちな特別講習としては新しい試みも行われました。また、6本目諸手突きでは、後ろになった敵が拳で「グウ」「チョキ」「パー」のどれかを示し、向き直って切り下ろすときには示されているどれかを確認し声に出してから切り下ろすなど、「見てから切る」の基本動作の徹底が図られました。
講習総括で草間特別講師(部会相談役)は、会員の高齢化が進む中、指導方法や運営の面でも新しい取り組みが必要だと指摘されました。
大寒真っただ中のこの日、会場周辺は海岸部にあるとはいえ雪がほとんどなく、この時期としては異例の行き帰りに心配のない講習会となりました。
居合道部会新年会
「脱皮し、一段上を目指す年に
令和7年居合道部会新年会が盛況


居合道部会の令和7年新年会が1月19日、長岡グランドホテルで開かれ、前年と同じ34名が参加、盛況のうちに新しい年のスタートを切りました。吉田哲夫会長は開会あいさつで、昨年の県代表選手の団体戦成績が全日本大会3位、関東甲信越大会5位、香川大会3位といずれも上位で健闘したことから、「年度初めに掲げた目標はほぼ達成できた。今年は巳年、脱皮してもう一段上を目指して頑張ろう」と年頭の檄を発しました。宴会の盛り上がりが最高潮に達したころ、昨年六・七段に昇段した4名がひな壇に招かれ、祝福の大きな拍手が贈られました。2時間の楽しい宴もアッという間のこと。予定時間を過ぎて閉宴となった後も、名残が尽きない“選手”たちは準決勝、決勝へと挑んでいきました。
この日は、豪雪地・長岡にしてはひと冬に幾日あるかないかという好天に恵まれ、幸先のいい“新年会日和”となりました。写真は、上・長岡花火の写真を背に挨拶する田川正幸副会長、中・新年の更なる活躍を期して万歳三唱、下・全員で。
関東甲信越居合道大会
四・五段の部 星野選手が準優勝
 相場(美)選手奨励賞
第28回関東甲信越居合道大会


第28回関東甲信越居合道大会が1月11日、東京武道館で開かれました。1都9県と東京都剣連各地区の代表19チームが覇を競う対抗優勝試合で本県チームは、上位入賞は逃したものの5位と健闘。また、個人試合・段外の部で相場美知香選手(三条)が奨励賞を受賞しました。
大会は、出場者総数が1,000人を超える全国1,2の規模。チーム対抗優勝試合は、前回の都県・地区代表各2チーム出場を1チームに戻しての開催。それでも優勝までには5試合を勝ち抜かなければならないハードなもので、昨年10月に行われた全日本居合道大会の出場選手を除くとあって、選手層の厚さが上位進出の大きな要素。
本県チームは、四・五段の部で星野邦拓選手(光明館)が準優勝したほか、三段以下の部で坂田智昭選手(上越)が2回戦惜敗、六・七段の部で古田規子選手(豊栄)が優勝した神奈川の選手に3回戦で惜敗など健闘し、団体5位となりました。このほか、模範演武で八段2名、個人演武で七段5名、六段以下の個人試合では公開演武の全国大会選手2名を除いて10名が出場しました。
「目標を持った稽古は良い結果に
新潟市剣道連盟・初稽古会 県部会も参加


新潟市剣道連盟の新年初稽古会が1月5日、鳥屋野総合体育館で行われました。県剣道連盟居合道部会も近隣支部を中心に小学生を含めて29名が参加、基本稽古と全剣連居合12本を抜いて新しい年を踏み出しました。
開会あいさつで堀伊佐緒・新潟市剣道連盟会長は、小中学生の参加者に「市連にとっては稽古始めの今日が元旦。一年の計は元旦にありと言います。今年の目標、将来の目標を立てて一生懸命稽古してください。目標を持った稽古は必ず良い結果につながります。昨年の能登半島地震では会員の中でも被害にあわれた方がおられます。稽古ができる環境を大事にして、稽古に励んでください」と激励されました。

豊栄支部初抜き
「豊栄支部初抜きに17名」

豊栄支部の初抜きが1月5日、豊栄武道館で行われました。鳥屋野総合体育館で行われた新潟市剣道連盟の初稽古会に続いて会場を移しての稽古会でしたが、近隣支部からの合流もあって17名が参加。稽古に先立って「居合大明神」「鹿嶋大神宮」の掛軸を掲げて神事が行われ、一年の武道精進と無事安全を祈願しました。初抜きは、自由稽古に続いて、全員で全剣連居合12本と、順刀を除いた大森流居合11本を抜いて終了、神前にお供えした「勝栗・昆布(よろこぶ)・“打ち鮑”(祝熨斗)」のお供物をいただいて一年のスタートを切りました。

「5日に居合道初抜き 元旦荒浜コミでも
 柏崎市剣道連盟・初稽古会」


恒例の柏崎市剣道連盟・初稽古会が1月5日、柏崎武道館で行われ、居合道は10名が参加して初抜きを行いました。神社の都合で神事はなく、安全祈願・武道精進のお祓いはなかったものの、この時期には珍しく天候に恵まれた中での全剣連居合演武で爽やか稽古始めとなりました。また、これに先立って元旦には、荒浜コミュニティセンターで、居合道有志8名が文字どおりの初抜きを行いました。


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