パーキンソン病と仲良く

全国パーキンソン病友の会・東京都支部の桜木烱雄(さくらぎ てるを)さんが書かれた”夫婦愛”を素直に表した作品です。

はじめに

第1章 妻の発病と父の死
「お父さん、右手が変なの」
妻の深刻な悩みに、やっと気付く
子供達も母の手助けを
手の震え、一時は止まったが......
父が脳血栓で倒れる
妻に薬の副作用、父の病状悪化
悪戦苦闘の私に姉の手助け
父は静かに天国へ逝った

第2章 苦しい時も鼻歌を
次男が「大学には行かない。店を手伝う」
妻の病状、一段と進む
「殺して」と言う妻に「俺はお前が好きだ」
長男にマッサージを教わる
鼻歌の私に世間は「苦労なしの楽天家」

第3章 病気と仲良く共存
入院して体を立て直す努力
「世話の焼き過ぎ」と看護婦さん
入退院の繰り返し
脊椎伸ばしの按摩機を試す
"下駄履き"で寝るアイデア
長男の結婚式
第4章 母の死
母が体の不調を訴え、食事も減る
十二指腸の癌で手術

第5章  喜びも悲しみも
福祉行政の充実に感謝
妻は小康状態だが目は離せない
十年振りの里帰り、駅員さんの親切
常識では考えられない摩訶不思議な病気
組合員と「おかあちゃん談義」
私の誕生祝いとプレゼントの事

あとがき









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